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2013/02/18

知足者富

2013年2月17日(日)

アイウエオ順に整理するために、あらためて年賀状のファイルを取り出し一枚一枚を読みなおす。

そのなかで、大阪在住の知人からの年賀状が興味を引いた。
それには江戸時代の尾張武士で俳人 横井也有の【鶉衣】からの引用文と一句が添えられている。

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未足斎 未足斎、未足斎のあるじ、試みに物とはむ。
そもや花めでゝ春の日の足らざる歟。
傾く月ををしみて秋の夜の足らざるか。
目に物のたらざるか、
心に物のたらざる歟。
世にいふ長者富にあかず、蟻の如くにいそがしく、蠅のごとくにあつまるは、あるじの常に笑ふところ、
茶漬けに菜のたらぬ日も、酒に肴の足らぬ夜も、
人に未足の名はしめして、未足をもとむる心なし。
君が心我しりぬ、未足は知足なる事を。未足斎のあるじなる哉。
     
 足して見ぬ心や月の十三夜

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知足・・・・《「老子」33章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。(デジタル大辞泉)

あれも欲しい、これも欲しい、宝くじあたらないかなぁ、もっとお金があれば・・・とつぶやく鬼婆に説いてあげよう。
未足は知足なることを。

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