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2022年5月

2022/05/30

皐月***朝ラン

2022年5月30日(月)+12207人

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隠れたり虫同化若葉いろ 与野凡夫

早朝4時半に目覚めたついでに、今日も暑くなりそうなので、朝ランに出る。

大宮駅前からバイパスまでの凡そ2キロの4車線の中央通りをウオーク&ランする。が、まだ5時過ぎで通勤者はパラパラだ。もう太陽は昇って全方位に街を照らしている。iPhoneの気温は20℃を示しているが、未だこころもちヒンヤリした風があり、暑さは感じられない。

スタートからノーマスクだ。寝起きで身体がまだ寝ぼけていて、ウオークが精いっぱいだ。バイパスが近くなると通勤者より朝ランナーの行き交いが増える。休日明けのランナーは、オイラも含めて爺ランナーだらけだ。

5キロをひと回りして家に戻ると、女子高生のワカメちゃんがいつもの6時のお出かけ時で「行ってらっしゃい!」と入れ換わる。久しぶりの朝シャワーを浴びて、いつもより1時間早い朝食を摂り、いつもより長い午前中が始まる。

玄関先の平板に幾つもの黒糞が落ちてる。その上のトネリコの葉を探すと、同色のシモフリスズメガの幼虫が居た。今年初の二齢幼虫の太さだ。わが猫庭も夏到来だ。

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皐月***真夏日

2022年5月29日(日)+20828人

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真夏日に堪らず刈上げ3ミリに   与野凡夫

真夏がやってきた!

遅い朝を迎えて、雨戸を開けようとペアガラス戸を開けると金属の雨戸から発した熱が《ム~ゥゥ》と身体に襲い掛かり、堪らず雨戸を開ける。いつもなら心地いい爽快な風に変わるのだが、今朝はいつもと違う。

静かな朝で、家庭雑音も無いのは、総員6人のうち3人がすでに出かけて不在だからだ。しかも大学生のカツオは未だ寝てるので、微かに聞こえるのはリビングのTVの音だけだ。朝仕事の洗濯ものを干して、自身のいつもの朝食を作り、いつもの場所で、けさ録画した古い大河ドラマの【おんな太閤記】を観ながら食事を摂る。

40年前なので、西田敏行、中村雅俊、浅茅陽子などみんな若い。当時オイラは34歳で10年の金沢暮らしで一妻三女を儲けて、東京勤務となり、実家暮らしになった頃だ。因みに1981年5月29日の気温は25.9℃で、今日2021年5月29日の気温は午後12時には31.6℃になり今年初の【真夏日】になった。

たまりかねてQBハウスに行き繁茂した頭を思い切って「刈上げ6ミリで、バッサリ涼しくしてください」と注文を付ける。

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2022/05/28

皐月***まぁ~だだよ!

2022年5月28日(土)+25759人

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平らかに緑の豆の額紫陽花   与野凡夫

台風並みの防風雨が去った午後から遠まわりして。大宮公園ぼボート池をひと回りして氷川神社境内から参道を図書館に向かう。丁度、雲が切れて陽が出てきてけやきの繁茂したすき間から参道を焼きだした。

二の鳥居までの植栽が変わり、大ケヤキの古木が枯れて樹陰が減ってしまった。70年前頃の12月10日の「十日まち」は芝居小屋からいろいろの店が並んでた事を微かに覚えている。枯れた原因は、大昔から事あるたびに屋台出し物の店が参道を占拠し大ケヤキの根元に良からぬものをまき散らしたせいではないかと思われる。

かつてから屋台が無かった二の鳥居から一の鳥居に向かうとさすがに樹陰が増えて、陽が射す間もなくなりひんやりとした心地良い参道に変わる。春の植物が無くなり、いよいよアジサイが繁茂して、少しずつ緑のまめつぶをふくらませてきている。

梅雨に合わせるようにしている「まぁ~だだよ!」と・・・。

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皐月***お父さんも泣けばいいのに

2022年5月27日(金)+27549人

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孫むすめ棺打ちわぁんわぁん夏の雨    与野凡夫

知人の78歳で独居の男性高齢者が糖尿病を長年患い、合併症を引き起こして亡くなった。

彼には4人の孫がおり、内 長男の女児は、不定期だがお爺ちゃんと逢ったりしていたが、ついに合併症が酷くなり、入退院を繰り返すようになって、危篤状態にまでなってしまった。そしてつい最近亡くなり、何日か経って葬式が行われることになった。

その女児は棺桶に横たわってるお爺ちゃんをみて、《ほんとに死んだの?生きてるみたい》と思いながら式が進むのジッと聞いていた。そして最後に花をお爺いちゃんに添えたりしていたが、棺桶のふたを釘打ち儀式で閉めたとたん・・・もうこれで会えないんだと思ったらしく我慢できずに、人目をはばからず号泣してしまった。その様子を見ていた周りの人たちも思わず、もらい泣きをしたという。

高齢化社会になり、毎日葬儀が行われていて、人が死ぬことがもう悲しくなくなってしまったこの社会に。一人の少女がお爺ちゃんの死を悲しんで号泣した。

ーーー少女の家にお爺ちゃんの危篤の連絡があった それはもう死ぬかもしれないということを知り  少女は悲しくなった

逢いに行ったらお爺ちゃんは少女に気がついた お爺ちゃんは何か言ったのだけどよくわからなかった  でも少女はうれしかった

何日かしてお爺ちゃんは死んだと聞いた こないだ逢ったばかりなのにどうして  少女はとても悲しくなった

そして泣いた、泣いた、泣いた、泣いた わーん、わーん、わーんと泣いた

お葬式になり箱の中にお爺ちゃんが寝ていた 笑ってるようだった本当に死んでしまったのか

お坊さんがお経をあげてるがよく分からない みんなも分からないけどじっと聞いてる

最後にお爺ちゃんの箱に花を入れた いっぱい入れた、みんなも入れた  お爺ちゃん笑ってるようだった

誰かがふたを持ってきてお爺ちゃんの箱にかぶせた 何するの、お爺ちゃんが隠れちゃうよ隠れちゃうよ

ダメだよー息が出来なくなっちゃうダメだよー 誰も助けてくれない、誰も、誰も、誰も

悲しくて、悲しくて、悲しくて泣いちゃう わーん、わーん、わーん、わーん わーん、わーん、わーん、わーん

そのうち周りを見たらみんなも泣いていた みんなも悲しいんだ、悲しいんだ

お父さんも わーんと泣けばいいのに・・・ーーー

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2022/05/26

皐月***参道まで

2022年5月25日(水)+35190人

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ちょっと前なら、太陽を求めて日の当たる道を選んでいたものだが、このところは敢えて日陰を探して歩く日が続いている。今日の散歩コースは目的の【参道】まで直線では1.5kだが、人流が多い駅周辺の一番暑い場所を避けて、国道17号沿いのビル陰を南へ行くことにした。

もう¾世紀ほど住んでいて、遠かった小学校、そして更に遠くなった中学校に通った道だ。この国道沿いの景色の変わりようもよく覚えている。

この角に豆腐屋があり、その隣にそば屋があり、一度くらいは食べた記憶があったが今はもう医院になっている。そして、向かいは「ナ〇〇〇君」ちの床屋で、当時当たり前の【坊っちゃん刈り】が嫌で日活の俳優の髪型の「ナ〇〇〇君みたいにしてください」と言ったことまで覚えているその「ナ〇〇〇君」ちの床屋も既になくなった。

2.2キロ先の西友前を左の先にある狭かったが600m続く与野駅前商店街に入る。ここにも当時中学生で二人だけで池袋のスケートセンターに行った「〇〇ヤさん」の家があった。初恋の人でも無かったのになんで二人で行ったのが今でも良く分からない。当時の部活は篭球部で同じだったせいだろうか?

当時の部活の一番人気はは野球部で、「ナ〇〇〇君」は当然野球部に入った。オイラはその頃から天邪鬼というか多すぎるのが嫌で、テニス部もいいなぁと思ったが皇太子の結婚がテニス繋がりでのブームになっててやはり多く、出来たてのマイナーな【篭球部】を選んだ。

対外試合は出ると負けだったが、楽しかった。当時のエースの京都出身の「ミ〇〇〇〇君」が「これ【ほかし】しといて」の意味が分からず、初めていろんな言葉があるのだと知った。

与野駅からJR線路を越えると旧中山道になりけやき通りになり予定通りの緑陰地帯を氷川参道の一の鳥居につながり、目的地につきその図書館で小休止することにした。5キロの想いでの多い与野商店街だったが今では、その面影も無く高層のマンション街と化し、ほとんどの商店は無くなり、静かな洒落た大通りになった。行き交う人の中に当時の同級生は見当たらない。

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2022/05/24

皐月***小満はあって大満は?

2022年5月24日(火)+32382人

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小満 万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧)

---陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。西日本でははしり梅雨が現れる頃---

気がつけば、猫庭入口のシモツケが咲きだし、強い太陽がアプローチを熱した夏が始まり、二番目の節気の小満 (しょうまん)になっていた。

小満には、万物に生命が満ち始める。たくさん雨が降り、川や湖の水は徐々に豊かになり、作物はすくすくと成長する。この頃から、夏に収穫期を迎える作物が成長し、大きな実をつけて、弾けそうなほどに「満ちる」ようになる。ただ、そうなるまでにはまだもう少しかかるため、「小満」と呼ばれているそうだ。

しかし、なぜ「小満」の後に「大満」はないのだろうか?実は、「小満」には、中国文化の知恵が詰まっている。中国伝統文化には、考えや行動が中立であることを意味する「中庸之道」という思想があり、「満々」や「大満」は禁物だという。

ノーベル文学賞受賞者の莫言はかつて、「世界で、最も忌み嫌うべきことはパーフェクト。月を見るといい。満月になるとすぐに欠け始める。木に実った果実は、熟すとすぐに落ちる。どんなことでも、少しだけ欠点を残しておかなければ、長続きしない」と語った。

どんなことでも、頂点に達すると、反対の方向に向かって進み始め、一つのことが盛んになると別のことが鎮まり、一つのことが鎮まると、別のことが盛んになるものだ。つまり、最も勢いのある時は、衰退に近づいているということだ。食事は腹七分、お茶はコップに7分目と言うように、どんなことでも「少し足りない」程度がもっともいいというのは、古代の人々が私たちに伝えてくれている知恵にほかならない。

人生は「小」満こそが素晴らしい。(提供/人民網日本語版・編集/KS、KN)

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2022/05/23

皐月***withコロナ?

2022年5月23日(月)+18510人

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3月11日以来感染者は58000人未満、死亡者も4月1日以来78人未満が続き、国も【withコロナ新型コロナウイルス対策のマスク着用について政府は、人との距離が2メートル以上あれば多くの場合で外してよいとする基準を発表した。

 オミクロン株は、若い世代で重症化するケースは少なく、高齢者から始まった3回目のワクチンも接種率は5割を超えた。日本人はマスクに抵抗感がない人が多く、海外に比べ、感染状況がそこまで深刻にならなかった一つの要因だろう。

わが家の感染者の発生も、未接種本人だげの10日間隔離で、濃厚接触した家族5人とも感染しないまま終息したのは嬉しいかぎりだ。ただ、用心深い日本人社会は混雑する駅周辺では、マスク装着率は99%だ。そして国道を挟んで混雑が減るにしたがって、装着率が80%へが先日のランニングでの実感だ。

基本的にオイラもマスク装着には抵抗感はないタイプだが、気温が上がった今のランニングは呼吸に支障を来すので、郊外のバイパスを走る時はマスクをポケットに仕舞い、街に戻る際には再装着するようにしている。

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2022/05/22

皐月***100均は庶民の味方

2022年5月22日(日)+31457人

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梯子して「100均」巡り背汗掻く    与野凡夫   

知らぬ間に止まってしまったカシオの腕時計。たしか仕事場で必要となり、とりあえず数年前に980円くらいで買ったもので、たまに装着して使うことも、稀にある程度で、デスク前のクリアケースにこちら向きにカシオのデジタルウオッチと置いてある。

昨日、デジタルの時計と時間が違うの気づいた。止まっていた。多分電池切れだろう一度も変えていない。裏側を見ると、ふたの間にすき間があり、専用のマイナスドライバーのような先端を差し込んで裏ふたを開けるのだが、それが無い、取説を探すが安いものなので、捨てたらしい。

ルーペで裏ふたの型番らしき記号をメモし、Casioサイトで探すとヒットした。MQ-24とある取説を開くと、時計の合わせ方しか記載がない。安価なものなので、敢えて電池交換について記載しないのかもしれない。つまり、あきらめて買い換えて欲しいとの狙いだろう。

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ならば、どうせなら処分前に、裏ふたのバンド側に喰い込んでる金具を番手の細い精密ドライバーで押し上げて、開ける事が出来、電池の型番が《SR626》だと判明した。早速、お気に入りの300m先のDaiso島忠に行くとSRがひとつも無く、がっかりし、島忠電気売場の電池コーナーにPanasonicのがあったが500円代もするので買うのをやめた。

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残念と諦めきれないので、その足で10分先の駅前のDOMの7階のダイエーDaisoに行くも無い、これまでか?とエスカレーターで下りながらダメ元で2階のセリア丸井に立ち寄ると、なんとあった!税込み110円だ。感動100均は庶民の味方だ‼️

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2022/05/21

皐月***没生日二日目は雨

2022年5月21日(土)+35922人

夏の雨泉下の客に涙して  与野凡夫

昨日の午後不幸の連絡があった。独居を続けて、長年病苦を患い戦ってきたまだ79歳の縁者だった。そして長年父を常に支え続けた長男に感動したものだ。わが父を尊敬している姿、行動を垣間見てると、同じ長男でありながら、父を蔑ろにしていた自分が恥ずかしいかぎりだ。

そして遠路から訪れた姉や弟そして最愛の我が子たちに看取られて、思い残す事ないように逝ったとのことを聞いて、《良かったなぁ》と思い、転じて、我が両親の場合はともにひとりで旅立ち、わが子に会えなかったことは、ひとえに自分の不徳によるものと負い目に感じた次第だ。曇天から雨に変わった。涙雨になりそうだ。👏合掌

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寒い夏LINEで気づく誕生日  与野凡夫

そして今日は三女の誕生日だ。もう40代半ばで、もうプレゼントし合う歳でもないので、LINEでの《おめでとう》を送る。 「忘れてた」の返信があり、《thank you》のスタンプが届いた。

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2022/05/20

皐月***薄暑

2022年5月20日(金)+37438人

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布団蹴り凡夫朝屁の薄暑かな   与野凡夫

朝の6時 夕べは夢も見ずふと目覚めたとたん。朝屁を催し無意識に夏掛け羽毛布団を蹴り、「〇○○!〇○○!」と放屁する。閉め切った部屋の寒暖計がもう20℃ほどだ。

家人たちの朝支度の音が止んだ7時過ぎには髭剃りと洗髪を終えて、洗濯干しをしたあとの7時半から8時半には朝食前を済ませて、朝刊を取りに出る。リビング前のオリーブの若葉と対面のノーゼンカズラの若葉が伸びて、門扉までのアプローチが狭くなっている。

これから迎える梅雨までにアプローチを広げておかないと、玄関から門扉までの傘が邪魔になるのでそれらの枝葉を始末することにした、20年強経たオリーブの痛んだ枝葉の剪定と、対面に瑞々しい枝葉がどんどん伸びたノウゼンカズラの剪定・整枝でおよそ30分かけてで写真のようにアプローチを広げることができた。

門扉前にはそれまで蕾だったシモツケが四輪ほどピンクの花を傘形花序を総状付け、一気に映えた猫庭になった。

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皐月***節制

2022年5月19日(木)

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5月19日の誕生花のひとつが サツキで 花言葉 【節制】だそうだ。

 度を越さないよう控えめにすること。ほどよくすること。 規律正しく統制のとれていること。 欲望を理性の力によって秩序のあるものとすること。出典:デジタル大辞泉(小学館)

今まさにオイラのような生活だ。1、食事は一汁三菜、腹八分、酒はウイスキーシングル1杯。2、朝7時起床12時就寝、午後ウオーク&ラン7~10k。3、遠方旅行控えて、半径15キロ圏での活動、・・・と判を押したような節制生活だ。

えらいねぇ、ご立派、と言われそうだが、清貧の暮らしとはこういう生活なのだから・・・。

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2022/05/19

皐月***殺虫剤

2022年5月18日(水)+42161人

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繁茂してコナジラミ舞う雨上がり   与野凡夫

「まったくもう!草取りしてると、あちこちから白い虫が五月蠅いので何とかして!」とM婆が怒る。

トネリコの葉に触れるたびに、小さな1ミリ程度の白い虫が飛び回る。様々な植物に寄生し、吸汁して生活し、20℃から24℃ほどで発生し、30℃を超えると居なくなる【コナジラミ】だ。

立夏になって久しいこの頃から、湿度と、気温上昇で虫たちも一斉に動き出した。小さな猫庭だが、植物が芽が吹き若草が伸びて、繁茂する世界は虫や鳥たちにとってはオアシスなのだろう。

超自然の田舎育ちのM婆は《狭い庭は植栽は要らず虫も出ないコンクリでいい》と言う。そんな不毛の世界が文化的生活などと言ってるから、地球温暖化になるのだが、地球に緑は大事だねぇという総論賛成と、でもウチには緑要らないという各論反対という勝手人間がまかり通っている。

そうして生まれた園芸殺虫剤の出番で、人間にとっては害虫として駆除せざるを得ないので、「まぁそんなわけで、薬を振りまくよ!」と散布することにした。

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2022/05/18

皐月***梅雨待ち

2022年5月17日(火)+36901人

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菖蒲田に剣先葉立ち花準備   与野凡夫

雨は上がったが、薄曇りの肌寒い朝だ。

【立夏】の末侯で16日から20日までの「竹笋生(たけのこしょうず)」の5日間で、毎年この時期は不安定な日替わり天気で、午後のスマホ天気で、☔マークが無くなった頃を見計らって、読み終えた【古都】の文庫をジャンパーのポケットに入れて、家を出る。

《どっちから行こうか?》と国道の信号待ちの間に思案して、人通りの少ない右に行き、高層マンション建設工事前のフェンスを通り、100m先の大きい交差点を東に左折して200m先のJR線のガードに向かう。

遠くの先から自転車が勢いよくこちらへやってくる。ガードの底から幾分上がった自転車の運転手は勢いが足らなかったのか《立ち漕ぎ》になって自転車を左右に倒しながら「は~は~」言いながら、上り切って来た。《お疲れさん!》

ガードは下り上りで200mほどあり、東へ上がった先のセビリアの床屋前が交差点で赤に替わった。呼吸を整えるには丁度いい塩梅だ。この勾配が結構きついのでM婆と一緒の時は殆ど通らない。

200mほど先を左折したところに、大宮区役所と図書館の共同ビルがあり、ほぼ1キロの距離・15分の近さだ。図書館2階入り口受付横のに滑るように設えた返却口に【古都】を滑らせたあと図書館を出る。

浅曇りが続く予報を信じて、産業道路を北東の公園を回遊することにして、狭い道路わきを通り2.5㌔先の大宮第二公園の見沼用水西縁に着く。体が火照り途中でジャンパーを脱いでTシャツが心地いい、大きな公園の若草色ももしっかりした緑色に変わったが、春の花が終わって何の色気もも無い。

この公園には菖蒲田と紫陽花園があったことを思いだし、調整池へ向かうが、時期が早すぎるのか、ただの草原で、そこを回りこんで、梅園の裏手の紫陽花園へ向かうも、こちらも、まるでまだまだだ。《多少は楽しめるかも?》と思ったオイラが甘かった。

花たちも季節の切れ目をよくご存じで、不安定な日替わり天気で人間は寄り付かないのを知ってるようで、それならいっそ梅雨待ちと決め込んでるみたいだ。

あきらめて、大宮公園ボート池から氷川神社へそして竹林を過ぎて、家路に向かう。10㌔の回遊を終えた。

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2022/05/17

皐月***寒い雨の日

2022年5月16日(月)+21782人

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夏寒に上がる血圧白衣かな    与野凡夫

15℃しかない寒い雨の日の循環器内科の昼のクリニック受診日だ。もう2年前風呂場で眩暈したことから、【動脈硬化症】と診断された。コレストロールを下げ、血流を良くする2錠の薬剤治療を受けていて、で薬が無くなる2か月おきに通っている。

移動ドアが開くと、目前の長い三列の背もたれ椅子が老老男女でほぼ満席だ。《こんな寒い雨の日に何でやってくるんだろう?》と思ったが、ここのクリニックは完全予約制だった。左に振り返った受付に診察券を出して、再び振り返って、最前列で先ほど呼ばれて空いた席に座る。

直ぐに看護師に呼ばれる。《こんなに混んでるのに、早っ!》と思い、奥の診察室でいつもの血圧測定だ。白衣高血圧で170もある、

「あっ①結構高いですね170です」毎日つけてる【血圧ノート】を渡す。自宅血圧では朝が平均126、夜が118だ。

「ご自宅では低いんですね、先生にお渡しします。特に何かありますか?」と聞かれ、「絶好調です!薬を貰いに来ただけなんです」と返事。

「じゃあ、お席でお待ちください」と待合室へ戻るが、患者が減ってない、《こりゃ、相当かかるな》と諦めて、本を読む。

ーーー京都の年中行事絵巻を背景に、まったく異なる人生を歩んできた美しい姉妹の交わりを描く。川端が六十二歳で文化勲章を受けた、その年に書かれた作品。京都に暮らし、執筆された。ーーー

古都】を読み始める。・・・・1時間ほど経って「〇〇さ~ん」と先生の声で呼ばれて、8割ほど読んだ古都を閉じて、診察室で数分だけで終わり、一分先の自宅へ戻る、雨はまだ止まない・・・が読書には丁度いい雨になった。

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2022/05/16

皐月***沖縄返還50周年

2022年5月15日(日)

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戦後生あらため感謝沖縄忌   与野凡夫

沖縄気象台によると、復帰50年を迎える15日、沖縄地方は梅雨前線の影響で曇り一時雨の予報だ。50年前の1972年5月15日も県内各地で雨が降り、那覇では63・5ミリの降水量を記録した。記念式典が開かれた那覇市民会館の隣、与儀公園では土砂降りの雨の中、約1万人が米軍基地を残したままの復帰に抗議した。(沖縄タイムス)

復帰の8年まえに、高校で沖縄出身者と同じクラスになり、沖縄の事をアレコレ聞くことになった。同い年と言うことは酷い戦争の沖縄は彼も知らないので、聞くのはアメリカ人のこととか、自動車は左ハンドルとか、海は本当に青いのかとか、聴いた覚えがあり、

「夏休みにでも遊びに来いよ!」とか言われて、行きたいけど、

「幾らくらいかかるんだぁ?」と聴くと、確かとんでもない費用がかかると聴いて

「やっぱり、行けそうにない無理だ!」と断念したことを思い出した。

当時のオイラは《戦争を知らない子ども》で、隣の国の戦争景気が急速な経済復興をもたらしたようで、暗い話はなく楽しい思い出しか残ってないし。【戦争】はよその国がするもんだと子どもながらに思ってたし、社会も《敗戦》を忘れたかのように、敢えて発信することもなく、どんどん【欧米化】が進んでいった。

中学・高校・大学と、欧米が憧れの国として、【ポールアンカ】【プレスリー】【コニーフランシス】などアメリカンポップス音楽を聴き、

「歌は洋楽だよ!」と演歌を馬鹿にして、高校三年頃の【ビートルズ】【べンチャーズ】を聴きかじった。そして大学生の中頃から、欧米からの逆輸入で、《ベトナム戦争反対》が日本でも叫ばれて、フォークソングで【ボブディラン】【PPM】に変わっていき、なんだかそれが当時のトレンドだったみたいで、ノンポリなのに反戦歌手の《〇〇はいいねぇ》などとお得意の同調した団塊世代の真ん中にいた時代だった。

そして、半世紀経ち、思考する時間が持てて、客観的に歴史を知るにつれて、これまでの幸せは人生は運命だったのではなく、誰かの大きな犠牲の上に齎されたものだったと思う。

    クラスメイトだった沖縄の友はどううしてるだろうか?

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2022/05/15

皐月***複雑な気持ち

2022年5月14日(土)+39416人

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野球の子汗だく緑陰鼓舞の母   与野凡夫

低気圧の影響で、雨降りと曇りが混在する午後、晴れ間が出て、買物がてらに、強ウオークで安い林檎パックとバナナを買いに、2.4キロ北のロヂャースに出かける。

ほんの先に3年前にできた【角上魚類市場スーパー】は、なんといっても近いので、M婆も毎朝365日出かけている・・・が、一日も欠かせないオイラの朝食材の林檎とバナナと、酒の値段が気になり、ロヂャースと比べるようになった。そこは《常時安いもの》が有ることが分かった。

だが、普通は、少々安いからといっても数百円安いからと言って、わざわざ遠くの店まで行かないだろう。オイラの目的は、毎日10Kmのウオーク&ランがルーティンワークなのと、数百円でも得できる、【一挙両得】だからだ。今日はもう遅い時間になり、残りわずかなバナナと、林檎をゲットして列に並ぶ。平日だけでなく今日の土曜日も混んでいた。

帰りは、気温も上がってランニング用短パンでTシャツ姿が丁度良く、流れる風も爽やかになってきたので、西の自衛隊から三橋公園の緑地帯を目指すことにした。公園に着く頃は、爽やかよりも、暑いくらいになり、駆け込むように、公園内に急ぐ。ひんやりして気持ちいい。小砂利道の脇には母たちが涼し気あ大きな樹の下に座って、目前の熱そうなグランドで野球をしてる子を鼓舞してる。

ここさいたま市の大宮駅西口さいたま新都心駅周辺は急速な発展でそれまであった緑地が壊され、高層マンションが立ち並び、駅中心部から放射状に不毛のアスファルトの街が広がって、三橋公園などの緑地帯は郊外にしか残されなくなってきた。駅前で生まれたのオイラのふるさとの形が消えてしまうのは、悲しいことだ。

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2022/05/13

皐月***雨の朝

2022年5月13日(金)

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緑陰参道逍遥す   与野凡夫

昨夜、ず~と雨が降り続いているなか、マスオさんが濃厚接触に待機7日間を終えて、仕事場へ出かけていった。そしていつもはまだ寝てるカツオ君も、今朝は早くに学校に出かけて行き、サザエさんも今朝の大雨の中、久々の出勤に出かけていった。ワカメちゃんだけが、あと数日の隔離だ。

今日から明日まで降り続く雨の切れ間の昼前に、駅前に用を足しついでに、ひと汗かいておこうと、参道に向う。ちょうど中間地点の参道を右手の一の鳥居に向かう。枝葉が伸びたケヤキなどの高樹の緑陰が、雨を遮ってくれる。

通勤ラッシュが過ぎた10時前で人の行き交いはパラパラだ。しばらくすると、雨は小降りになり、一の鳥居へ着くには雨が止んだ。いつもはこの先の新都心街へ向かうのだが、不安定な雨なので、三の鳥居までの2キロを2往復のウオーク&ランに替えることにした。

雨仕様のシューズとランニングウエアを着込んできたが、湿気も多いので大して走ってないのに、もう汗だらけだ。片手に長いビニール傘を持ちながら、走る姿は、異様だろう。インターバル練習のようだ。ふと路傍をみると躑躅の漏斗型の花が雨に打たれて汚く、垂れ萎んで醜い。

夏雨に叩かれ萎む花漏斗   与野凡夫

午後は、川端を読もう。

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2022/05/12

皐月***人形供養吟行

2022年5月12日(木)+41741人

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男雛女雛二体と洋人形の三体をデイバックに入れて人形供養祭の3キロ強の【青葉園】に向かう。

爽やかな風を浴びて、西側の霧敷川をジグザグに越えて、大宮駅前から西に2キロほど先の大宮バイパスまでの広い4車線駅前道路に出て、バイパスまで進む。新しい道路で歩道もだだっ広く、数人が繋がって歩いても充分な広さで、とても気に入ってる。しかも駅前通りなので、駅向こう側へは別の道を行かなかければならないので、交通量は常に少ないのも気に入ってる。

今日のオイラはNORTH FACEのTシャつだ。上衣はいらない気温で、向こうから来る若い女性もベージュ色のパンツに白いTシャツだ。もう夏が来てるので、更に増えるだろう。すれ違いとき、無意識にチラッとTシャツも胸に視線がいくのはやはり【夏】だからなのだろう。そこで、一句だ。

Tシャツの胸に視線の夏来る   与野凡夫

バイパスに着き、向こう側へ渡り、今度は北に向かってバイパス沿いを行く、車は渋滞時間を過ぎて少なめだ。目的の青葉園までの中ほどに桑の実が点いてる枝が、顔を出している。熟れ頃の黒赤色が美味そうだが、軍手を持ってきてない、指が汚れるが、覚悟して桑苺をひと摘まみする、甘い、もひとつ頂く、案の定指は真っ赤だ。ハンカチで拭くも赤は取れない。

染まる指覚悟し摘まむ桑苺   与野凡夫

青葉園に10時過ぎに到着すると、列が出来て、5.6人が既に並んでいる。後に着く。何やら書いてて、結構時間が掛かっている。どうやら、3体まで無料だが、それ以上は一体1000円掛かるが、なんやらの会に入るとタダになるのでその説明などがあり、書類の書き方に時間が掛かっているようだ。10分後にオイラの番で、なんやら会に入会しない旨伝え、ものの1分でオイラは終わった。

折角、墓園に来たついでに墓参りにと園内に入る。立派で有名な青葉園の藤棚にはもう花は無い。途中の藤棚に職人たちが剪定作業をしている。どの部分を切ってるのか興味あるので、立ち止まって見ることに・・・。

藤剪定はさみ片手の脚立びと   与野凡夫

入口から奥へ奥へおよそ700m強、約10分ほど歩き我が墓石を点検する。空き家だった隣に墓石はまだ建ってないが墓台だ設えられている。誰か買ったらしい。手を合わせるが、ついでに墓を洗おうと水場に戻り、バケツ一杯の水と柄杓と雑巾を持って墓石を洗うことにした。

風薫る墓石洗う来たついで  与野凡夫

裏の西口から園外に出て、住宅とくねくねとバス通りに向かう。何十年ぶりかこの辺は?古い家のなかで、表札も無く、閉じられた家もあるがその庭一面が雑草とオレンジの芥子の花(虞美人草)が土を覆うように咲いている。売られずに残ったままなのだろう。

繁茂して主なき庭虞美人草   与野凡夫

バス通りに出て家路に向かうが、帰りは直線的に大宮駅前のソニックシティの高層ビルを目指して帰り、駅前道路と交差の霧敷川に着くと、大好きなネモフィラ(瑠璃唐草 )の群生が大きく長くなって川の縁にどんどん伸びてきている、きれいな瑠璃色だなぁ。

ネモフィラの瑠璃が縁どる小川かな   与野凡夫

霧敷川にネモフィラから5分先のわが家に12時半に到着しおよそ 3時間の青葉園人形祭りの供養吟行を終え、そして7日間の待機は今日で終わりだ。無事でよかった。

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皐月***ガタ

2022年5月11日(水)+45955人

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背伸びして枝ごと手繰る桑苺   与野凡夫

昨日、郊外の北西のバイパス裏道に入ると盛り上がった土手に花菖蒲がもう二株咲き出していた。近寄ると、土手下のコンクリが赤黒く汚れている。上を見ると桑の実が若草色の葉の中にプツプツと点在していた。まだ太陽を浴びてない白っぽいものが多いが、日の当たる場所の実は熟していて、その枝を手繰り寄せて、指先で摘まむ。まだ微妙な甘さだ。もうこんな時期になったんだなぁ。

1か月ぶりにガタかline が入る。

「麻雀に勝ったから昼飯奢るよ会わないか?」と、会うことにして、昼過ぎに、いつもの有機カフェの店で落ち合う。オイラはいつものカモミールティで、ガタは紅茶を飲みながら近況を話し始める。

「こないだ川端康成忌で、映画でしか知らないので図書館で本を借りて以来、最近は昔の小説を読んでる」と小説・作家談議で三島由紀夫、石原慎太郎、西村賢太、遡って、

本を読みだしたのが学生運動から大江健三郎開高健サルトルボーボワールで、小一時間、そしてヌーベルバーグの映画談で勝手にしやがれのゴダール大島渚, 坂本龍一が劇団だった話、格差の話、エリートと非エリートの溝の話、大衆迎合主義の話、

日本の政治家の駄目な話、高齢政治家の政治家還暦定年で日本の政治を刷新するオイラの提言、つぎにはキャンプの話から上高地の話から槍・穂高の話で、山登りで小一時間、そしてウチの若者たちはTVを見ないでyoutubeを見ると、オイラはNHK BS TVしか観ない話、そして直近のプーチンはやばいの話、

3時間経ったので、切り上げてお開きに、少々話疲れた。他の客はもう三回転したようだ。

「じゃあ、またね~ ごちそうさん」

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2022/05/10

皐月***4日目/待機も陰性

2022年5月10日(火)⁺42155人

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黄金週間終いは抗原キットかな  与野凡夫

介護関係で仕事をしてる理学療法士の身内から、【新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原迅速検査キット「チェックMR-COV19」使用方法 】が送られてた。これは3~15分で陰性陽性が判明できるものだ。

発症後4日が経ってるので、濃厚接触者同居家族5人のうち、マスオさん、20歳のカツオ君、M婆、そしてオイラの4人がキットで検査した。

① 綿棒で鼻腔をぬぐって、液を採取し、② 検体抽出容器の抽出液に採取した綿棒を、充分浸透させ、綿棒を引出し、

③ 抽出容器にノズルを挿入する。④ テストプレートの滴下部に3滴滴下する。

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以上で、3分~15分後にテストぶプレートのCとTの部分に赤紫のラインが2本出ると【陽性(感染)】だ。

そして待つ!ハラハラドキドキだ。

結果は皆んな【陰性】だった。因みに5人すべて3回目のワクチン接種者だ。まずわが家はひと安心。

だだ、全国的にはこの三日間前週より増となり、ワクチン接種率も54.4%と若者の接種率が伸びていない。

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2022/05/09

皐月***3日目/待機

2022年5月9日(月)+28510人

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夏寒やおととい仕舞った春を出し   与野凡夫

「〇〇クリニックですか?今日予約した〇〇ですが、都合が悪く来週に変更をお願いします」と診療日の変更の電話を入れて、3日目/待機の朝を迎えた。濃厚接触者の家族みんなに異変は無いので、そしてオイラの一番肝心なウオーク&ランだけは、人けのない夕方の郊外バイパスで健康管理をしている。あと4日の辛抱だ。

7日間の待機で、食料品・日用品の宅配で、毎朝の食材外出も控えた。ルーティンの新聞熟読・デスクトップPCでの作業を終えて、午後は図書館や散髪なども自粛する。それでも生来ジッとしていられない性質なので、咲き終わったバラの花柄摘みや、伸びすぎた枝葉の剪定の庭仕事をするも、小さな猫庭でアっという間に終わってしまう。

《雨でも降らないかなぁ!できれば大雨がいい!》諦めがつくからと勝手なことを思い、読書に興じることにした。音楽好きなので、在宅時は必ずyoutubeの音楽を流す。聞きたい音楽と時間を選びBGMとして、PC作業をするのだが、そのリストを選んでいると【朗読】夏目漱石『三四郎』があった。

《へ~、こんな朗読モノもあるのか?》と聴いてみる。スマホのアプリに入ってる【三四郎】観ながら聴くと、一字一句を朗読している。

《すごい!これは良い》、11時間も朗読しているyoutubeだ。先日、【吾輩は猫である】の長編をスマホで読んでたら読み疲れた、のを思い出した。

・【洋楽playlist】癒しと元気をチャージしたい時に聴く音楽 🌊 ビーチにいる気分になる気持ちいい

【朗読】夏目漱石『三四郎』語り:西村俊彦

午後から小雨がが降ってきたので、横になって、雨のトネリコの猫庭を見ながら、youtube でもうあらすじも忘れた【三四郎】の朗読を聴く・・・。

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2022/05/08

皐月***2日目/待機

2022年5月8日(日)母の日・旧灌仏会

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2006年の母の日にサザエさんからM婆が貰ったカクテルの鉢を地植えにして16年後の今日の母の日のカクテルだ。そしてデスクカレンダーの8日の8の下には旧灌仏会とあった。?【灌仏会かんぶつえ】って何?

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お釈迦様の誕生日で別名「花祭り」といい、花いっぱいの花御堂で天地を指す「誕生仏」に甘茶をかけてお祝いする日だそうだ。ふと思い出すと、1984年ごろ 三女の幼稚園が浄土真宗本願寺派の寺で、そのころ【花まつり】の衣装を着た写真があったのを思い出した。そうかあれが灌仏会と言うものだったのだろう。

当時、父親の関わりが皆無で、子どもの行事の参加も皆無だった。当時の写真を見ると100%母子しか映っていないので、よその男親は敢えて遠慮した時代だったようだ。1984年ごろからバブルの助走が始まった頃だった。

  • 日経平均株価が終値ではじめて1万円を突破。
  • 日本の平均寿命が男女とも世界一に。
  • 高級ディスコ麻布十番マハラジャがオープンし、人気を博す。
  • アップルコンピュータ社のMacintoshが発売される。

その寺もば寺院の重要な収入源であるお布施(ふせ)や寄付を支払う檀家(だんか)の減や核家族化などで、継続が難しい寺院が増えており、幼稚園事業もだいぶ前に廃園してしまったようだ。オイラの墓は年間5千円の管理料を納める霊園だ。

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2022/05/07

皐月***1日目/待機

2022年5月7日(土)+39327人

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濃厚接触者家族も待機一日目は、サザエさんお得意の、ネットスーパーへ食材の注文から始まり、午後にはモノが届いた。

「こんちわ~〇〇〇ですぅ」と届いた。宅配が日常化して、大昔に戻ったみたいにオイラは感じる。ウチは三河屋さんでなく、何ていった酒屋だったけ?もう忘れた。

「7日分の生活品は用が足りたけど、感染者のワカメちゃんも深刻な状態でなく、濃厚接触者5人にも異変は無いまま、時間が過ぎ、いつもならどこかへ出かけるのが決まりのような家族たちに、ステイホームに【飽きた】が襲ってきた。

ロックアウトされたどっかの国の民の気分を味わう羽目になった。一目日目でこうなら、明日以降は何をして【飽きた】を追い払おうか? 取り合えず猫庭を花でも愛でるか・・・。

先日、エビネの花が終わった猫庭にマスオさんが マツムシソウ(松虫草、山蘿蔔、Scabiosa japonica)を植えた。

西洋マツムシソウの園芸種でスカビオサの名前の人気の花だ。この花をオイラが知ったのは2001年から山登りをしてからで、北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種、山地の草原に生育する、お気に入りの花だ。

2004年にM婆と登った霧ケ峰の車山高原で群生していたのを思い出す。そして、その年は八ヶ岳最高峰の赤岳、硫黄岳 と蓼科山、北横岳を,中央アルプスの木曽駒ケ岳、奥日光の奥白根山、そして北陸の二度目の白山などの百名山を狂ったように単独行で登っていた。

それらの山裾の高原地帯では必ずと言っていいほど咲いていた仲間のタカネマツムシソウで知らない登山者はいないだろう。

いやぁ、このところ高い山には行ってないなぁ!

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皐月***7日間待機

2022年5月6日(金)+21628人

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昨日でコロナウイス累計感染者数は800万7403人。人口比で7%が罹った.

そして、3回目のワクチンの接種率はまだ53.6%で、1、2回目の80%にまだ届いていない中、我が家6人は昨日までなんとか免れた。

そして今日、6人家族のうち、高熱を発症し、検査から最短で夕方には判明できる機関へ出かけたワカメちゃんが、陽性の判定で、10日間の自宅待機となった。未接種のワカメちゃんは2回目の接種後の副作用が酷かったことで最年少の18歳のワカメちゃんだけが未だ接種していなかった。

経路は不明で、あるとすれば、毎日の夕食は基本家族全員で取る濃厚接触家族だ。あるサイトで《無症状の家族から他の家族に感染するのか?》を調べてみると・・・

「BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)では感染率の違いをとあるグループで比べた時、無症状の患者の感染率は有症状の患者に比べて3倍から25倍低いということがわかりました。」と低いが、接種3回目接種済みの無症状の濃厚接触者の家族から感染した可能性もあるということだ。

ワカメちゃんの症状は、発熱は治まったが、のどの痛みを訴えているが、元気そうだ。そしてオイラ達家族は【濃厚接触者】で自主的に7日間の【自宅待機】に突入だ。

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2022/05/06

皐月***立夏

2022年5月5日(木)立夏🎌子どもの日+20779人

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緑陰に熱風濾されて池の端  与野凡夫

子どもの日に夏がやってきた。そんな日は27℃の真夏日で、太陽もコンクリだらけの不毛の街を焦がしてM婆も日傘で、オイラもハット姿で防暑して《テッパク通り》を北へ進む。それでも真上の太陽から逃れられず、とりあえず、ひたすら鉄道博物館を目指し、大回りして大宮公園に行こう。

やっとテッパク(鉄道博物館)前に到着し小休止、この先テッパクの建物の日陰道がしばらく続く。子どもの日だが、まだ昼前であまり混んではいないようだ。以前『きかんしゃトーマス』『チャギントン』など観てた孫たちと何度か来たことがあって、とても喜んだが、その後【鉄ちゃん】にはならないで、それっきりで、大きい孫は『ポケモン』に小さい孫は『妖怪ウオッチ』へと興味が移って行った。

その子どもたちのTVアニメのキャラクターはゲームの中に入りこんできて、ポケモンを卒業した大きい孫は【マインクラフト】に小さい孫は『妖怪ウオッチ』のゲーム版に進化して、運動よりゲームオタクの子どもになりつつあるみたいだ。4人の孫とLINEをしてるのでスマホは持ってるようだし、先日小4の孫の休日の過ごし方で、

「外で運動はいやだけど、左手に漫画のワンピースを見ながら、右手でオンラインゲームの相手を待ってる・・・」と小4の孫の母親が言ってたことを思いだす。

スマホ、携帯、タブレット、パソコンなどの機器でインターネットを利用している子供の割合は、内閣府の調査によれば、令和元年度には86.3%にまで増加しました。これは、低年齢のうちからインターネットを利用するケースが増えていることを表している。(令和元年;内閣府の調査 )

学齢別にみると、小学1・2年生は「おもちゃで遊ぶ(ごっこ遊び・ままごとを含む)」、小学3・4年生は「遊具遊びや鬼ごっこ・かくれんぼ」がもっとも多かった。一方、小学5・6年生は1位「ゲーム(家庭用)」、2位は同率で「ゲーム(携帯用)「スマートフォン・携帯電話・タブレット端末・パソコン」がランクインし、小学5・6年生のタイミングで人気の遊びが「外遊び」から「ゲーム」や「スマートフォン」にシフトしていることがわかった。(令和元年)

今の子どもはこんなもんだ!でも仕方ないよね親もそーなんだから! 昭和の爺婆には理解できない。

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2022/05/05

皐月***みどりの日

2022年5月4日(水)🎌みどりの日

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公園にスカイツリー見て緑の日   与野凡夫

昨日の川口公園そばの荒川土手から風景で、遠景に東京スカイツリーが臨めた。今日も快晴で緑を楽しむ良いGW日和だろう。昨日の40㌔走行の負荷はひと晩ではまだ癒えないようだ。下半身の節々の筋肉、特にふくらはぎがまだ痛むので、向かい酒ならぬ向かいウオーキングで明日までの回復を目論もうと思い、月一度のj叔母を訪問する。

今日のお土産は暑いくらいの日なので、ケーキより果物系が食べたくて、そごうのアンテノールのマンゴープリンパフェにした。20分ほど郊外の叔母の家に向かう頃、太陽が真上になって地面のコンクリとオイラの体をを熱して、更に気温が上昇してきた。先程店員の問いを思いだす。

「お持ち蹴りのお時間はどのいくら位でございますか?」と問われた時、3倍の

「一時間ぐらいです」と多めに告げて、それなりの保冷剤を入れてもらい、大正解だったと思いながら、叔母家の門に到着した。門の表札はもう6年経って居ない叔父の名前のままだ。独居老婆なので防犯上そのままにしてるのだろう。築60年ほどの平屋で、南の庭は宿根草が繁茂していて、門から30㎝ほどの平板がくねってそこだけが地面になっていた。

玄関の呼び鈴を押すが反応はない、難聴度4で補聴器無しでは聞こえていないのだろう。数回押すも無反応なので、ドアを手動で押すと鍵はかかっていない。オイラがそろそろ来るだろうと、開けてあったようだ。

「こんにちわ~!」と大声で怒鳴るようにしたが、無反応なので、ドア閉めて、再度呼び鈴を押すと、擦りガラス越しに動く気配が見えたので、ドアを押すと、そこに、品の良いうっすらと化粧した叔母が立っていた。

「ごめんなさい!トイレに入ってたので、ちょっと待って!今、補聴器を付けてないので、何の音も聞こえないによ!」と言い、

「どうぞ、待った?」というので。20センチほどに顔を近づけて、大声で

「ちょっと待った!」と言い、彼女がやっと補聴器を装着すとやっと会話が成立した。

特別の用事がないかぎり補聴器は付けないそうなので、外部との連絡はもっぱら携帯電話機の光で、着信を知るそうだ。オイラのメールもそれで知る。メールは打てるので、こちらも電話はしない。

亡き叔父に線香を立てリンして合掌し、居間に戻り

「どう!元気でしたか?子供たちから連絡あった?」と開口一番に聴く。

「元気でしたよ、子どもたちからはいつも通り、な~ンにも連絡は無いのよ」と最早、これがいつもの生活と言わんばかりの答えだ。

「〇〇〇ちゃんはどうだった?相変わらず元気そうね!」と言われて、オイラの近況を話しながら、いつも会話から繋がっていくのだ。今日は叔母の両親、姉兄達も鬼籍に入って、身内も居なくなった実家のあれこれの話になった。興味深い話で、2時間ちかい話になった。

叔母は独居老婆だが、3人の子どもと、4人の孫が居る。子どもと言っても高齢で、長女は還暦まじかで、横浜に住んでいて、長男はもう長い東京暮らしだ。二女だけが市内外れに住んでいて、病院の送り迎えをしてもらっているが、親との同居はあえて避けてるようだ。

コロナ禍で家族たちとの関わりはもう、年に一度有るか無いかで、同居の8歳の猫のハピーが唯一の家族だ。会話が終わりそうな夕方になると話そのハピーが、知らぬ間に今にやってきた。

「おはよう!ハピー!」と声を掛けると

「にゃ~」と返事をしたあと、あくびしながら、その辺をひと回りして、ひょいとテーブルに乗り、二人の間に割り込む。

「コラー駄目っ!降りなさい」と叔母が言うが、いつも通りのマイペースなハピーだ。そのうちまたどこか別の部屋へ行った。めんどくさい人間よりさっぱりしと、お互い勝手にやってる同居人みたいでいい関係が丁度いい感じだ。

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2022/05/04

皐月***憲法記念日

2022年5月3日(火)+30481人 🎌憲法記念日

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立葵人影のなき真昼の街  与野凡夫 

二日続いての休足に、溜まった宿題を返すように、終日晴れの今日は何が何でも、ロングマラニック40キロを目指して、大宮バイパスの町谷からさいたま市最南端の桜区役所を越えて秋ヶ瀬公園に入る。

日陰の森林ゾーンはひんやりした奥まったコースをランランだ。野鳥の森コースに入るが、昨日の大雨でトレイルはぐちゃが多いが避けながら進む。2キロ進み本線の自動車道路出る。少し先は田島原だが右折して彩湖に向かう。彩湖と荒川を挟む土手に上がって、ひたすら天空の路を川に沿って走る。休日とあってチャリダーやランナーが多い、裸のランナーもいて気温が20℃ほどだろう。

彩湖を回りこんで幸魂大橋下を越えて笹目橋の下のトンネルを越えて戸田ボート土手に出ると人出が一気に増えただが今日はずっとノーマスクランだ。ボート場が左手に見える頃、休憩に戸田公園に立ち寄って、小休止だ。高校の部活でボート部があるらしく、応援の学生がたむろしていた。

さらに、荒川土手を走り国道17号線の戸田橋だが、まだまだ土手をJR線路まで進み、浮間の荒川公園の土手から降りて、川口駅へ向かい、駅前の公園で小休止する。さすがに足にきて来た。ここからはいつものJR線のレールサイドランだが、インターバルのように、走ったり、歩いたりの繰り返しで、西川口、蕨、南浦和、浦和、北浦和、与野駅前から新都心街南のデッキに入り、けやき広場、さいたまスーパーアリーナを経て、上落合へゴールだ、5時間強で、ほぼ40㌔のマラニック終了だ。

やっぱ、疲れたぁぁぁ!

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2022/05/03

皐月***八十八夜

2022年5月2日(月)+19353人

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川端康成の読書ウイークの最後の全集を読んでるが、この巻は「未刊行作品」として26篇を収められていて、短編小説の中には長編小説のほんの発端の部分のみで終わったリ、あたかも絵巻物の抜け落ちてるようなものを、一括して全集としたようだ。

なので、4頁ものだけの作品など、ほんのひと読みで終わるので、就寝前の睡眠導入本としてはうってつけだ。古い時代背景のせいか、戦後間もない昭和生まれのオイラの幼年期の記憶がよみがえり、令和よりいい時代だったよなぁと思う事もしばしばだ。

PCデスク前の旧暦の雑節や24節気などが印字されてる卓上カレンダーの2日の【2】の下に小さな字で【八十八夜】と記してあった。思わず唄いだす。

「♬夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠♬」

小学校の3年の頃唄っていたので、メロディが鳴ればすぐにでも唄える。やはりこういう生活に密着した歌はいいよなぁ!正式なタイトルは茶摘みだという。---「雑節 立春から88日目。「八十八夜の別れ霜」等と言われ、遅霜の時期と言われる。また、唄で知られる一番茶摘みの頃でもある。」---そうだ。

もうそろそろ夏がやってくるのか!

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2022/05/01

皐月***まる高マラソン

2022年5月1日(日)+26960人

17年前に参加したこの まる高マラソン大会の前の53歳から始めた登山とマラソンなので、このブログタイトルが【五十の足習い】の由縁だ。

17年の記録--2005年~2022年4月--

  走行距離   走行時間   走行回数 ペース
通 算
30,913Km   4717時間   2958回  
平均 150.1Km/月 10.5km/回 22時間53分 1時間35分/回 14.4回 9分09秒/Km

月単位で自動的に開催して、毎日もしくは、まとめて走行結果(走行距離、走行時間、走行回数)を入力して、その集計結果でその月の順位を決定する企画のインターネットで競うマラソン大会に2005年から参加して、17年経った。

40075 km の地球には及ばないが、30,913Km は77%回った距離だ。走行時間4717時間は1日8時間走行するとして、590日間、1年7ヶ半で計算上走行できる。・・・がそうはいかない。

間 寛平のアースマラソン が2008年12月17日大阪府大阪市なんばグランド花月をスタートして2011年1月21日 - 午後7時45分ごろ大阪市中央区の出発地のなんばグランド花に“最終ゴール”した。が実質マラソン距離は3万キロだった。それでも2年かかったようだから・・。

オイラの性分らしく、何事もいちど始めたら直ぐには止めない、毎年使う黒手帳も30年以上も同じものだし、百名山も49だし、マラソンもフルマラソン完走を果たしたし、もう足習いはライフワークになり、この大会のサイトが廃止にならなければ、あと25年続けるつもりだ。

サイトから個人記録を呼びだして、2005年の毎月の出走記録とコメントが見られる。まるで日記のようなサイトだ。

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卯月***晦日

2022年4月30日(土)+25182人 Photo_20220430213301

卯月の最終日は冷たい空気だが、晴天になり、川端康成全集よりも外へ外への気分で、国道を北へ下り、用事を済ませて久しぶりの西方の自衛隊から三橋公園に向かう。

ゴールデンウイーク中の土曜日で、どこかしこも混んでいる。まだコロナ禍の影響も気にしてるのか、コロナ前の街ではこぞって遠い所へと出かけたようだが、地元周辺にとどまっているように感じる。

公園での遊び相手はお父さんが多い。きっとこの際だから、母親は子供を亭主に預けているのだろう。理由は専業主婦が減って、

「あたしも働いてるんだから、休みの日はお願いね!」ということらしい。2019年の調査だが。全体の世帯数はほとんど変わらない中で共働き世帯の数は右肩上がりに増え、共働き率は66%までになって、サラリーマン世帯のうち2/3が共働きになったということだ。

しかし、フルタイム共働き世帯の数や割合は25%で20年の間ほとんど変わらず、共働き率は全体は右肩上がりで増え続けていますが、フルタイムの共働きは実はほとんど変わっていない。

ここから分かるのは、共働きが増えている理由はパートタイムや時短勤務だということで、フルタイム共働きのハードルの高さを表しているとも言える。出典:統計局 労働力調査

三橋公園ぁらバイパスを南下してトイレ休憩にイオンに立ち寄ると、夕方前とあって大混雑だ。ここでも父親はたくさんのカートを引き、その傍らでの買物の中心は母親だ。まるで女王と従者のようだ。以前より女性上位が進んだみたい。

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