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2022/05/28

皐月***お父さんも泣けばいいのに

2022年5月27日(金)+27549人

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孫むすめ棺打ちわぁんわぁん夏の雨    与野凡夫

知人の78歳で独居の男性高齢者が糖尿病を長年患い、合併症を引き起こして亡くなった。

彼には4人の孫がおり、内 長男の女児は、不定期だがお爺ちゃんと逢ったりしていたが、ついに合併症が酷くなり、入退院を繰り返すようになって、危篤状態にまでなってしまった。そしてつい最近亡くなり、何日か経って葬式が行われることになった。

その女児は棺桶に横たわってるお爺ちゃんをみて、《ほんとに死んだの?生きてるみたい》と思いながら式が進むのジッと聞いていた。そして最後に花をお爺いちゃんに添えたりしていたが、棺桶のふたを釘打ち儀式で閉めたとたん・・・もうこれで会えないんだと思ったらしく我慢できずに、人目をはばからず号泣してしまった。その様子を見ていた周りの人たちも思わず、もらい泣きをしたという。

高齢化社会になり、毎日葬儀が行われていて、人が死ぬことがもう悲しくなくなってしまったこの社会に。一人の少女がお爺ちゃんの死を悲しんで号泣した。

ーーー少女の家にお爺ちゃんの危篤の連絡があった それはもう死ぬかもしれないということを知り  少女は悲しくなった

逢いに行ったらお爺ちゃんは少女に気がついた お爺ちゃんは何か言ったのだけどよくわからなかった  でも少女はうれしかった

何日かしてお爺ちゃんは死んだと聞いた こないだ逢ったばかりなのにどうして  少女はとても悲しくなった

そして泣いた、泣いた、泣いた、泣いた わーん、わーん、わーんと泣いた

お葬式になり箱の中にお爺ちゃんが寝ていた 笑ってるようだった本当に死んでしまったのか

お坊さんがお経をあげてるがよく分からない みんなも分からないけどじっと聞いてる

最後にお爺ちゃんの箱に花を入れた いっぱい入れた、みんなも入れた  お爺ちゃん笑ってるようだった

誰かがふたを持ってきてお爺ちゃんの箱にかぶせた 何するの、お爺ちゃんが隠れちゃうよ隠れちゃうよ

ダメだよー息が出来なくなっちゃうダメだよー 誰も助けてくれない、誰も、誰も、誰も

悲しくて、悲しくて、悲しくて泣いちゃう わーん、わーん、わーん、わーん わーん、わーん、わーん、わーん

そのうち周りを見たらみんなも泣いていた みんなも悲しいんだ、悲しいんだ

お父さんも わーんと泣けばいいのに・・・ーーー

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