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2022年6月

2022/06/30

水無月***国民所得倍増プラン!

2022年6月29日(水)+23346人

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先ずは資産を持てない国民の所得倍増プランを打ち出さないと始まらない!

10年間で国民の所得を2倍にする――。こんな無謀にも思える計画が1960年代の日本にはあった。その名はずばり「所得倍増計画」。閣議決定の文書によれば、国民の完全雇用を達成すること、国民の間にある格差をなくすことが目的に掲げられていた。

岸田首相が言う「貯蓄から投資へ」はその前提は既に余力ある金融資産を持っている国民向けなのが問題だ

---日本の個人金融資産は2021年に2000兆円を突破し、その多くは現金預金だ。経済協力開発機構(OECD)によると日本の現金預金比率は20年で54%と世界的にも非常に高い。米国は13%だ。他方、株式の保有比率は低い。米国の37%に対し、日本はわずか11%だ。日本の個人金融資産の現預金比率が高いのも、日銀の異次元緩和の当然の結果だ。発行済みの巨額の貨幣は誰かが保有せざるを得ないからだ。

この状況に岸田文雄首相は「貯蓄から投資へ」を掲げ、資産所得倍増プランを打ち出した。個人金融資産を株式投資に向けて株式市場を活性化し.株価を上げて資産所得を増やそうというわけだ。背景には、株式投資が増えれば株価が上がるという思い込みがある。

しかし、株価など資産価格は、需給で決まるわけではない。いくら個人投資家の株式投資を推奨したところで、株式が投資家の間を行き来するだけで企業収益には影響せず、それでも株価が上がるとすれば、それはバブルでしかない。

ところが岸田首相は、個人投資家を堅実な貯蓄から株式に誘導することで、すなわち株式市場での投機をあおり、バブルを生もうとしている。我々は1990年代のバブル崩壊やリーマン・ショックを経験している。それに懲りず、再び国民にその道を歩ませようというのか。

地に足のついた株価の上昇は、投機の推奨ではなく、企業業績の改善でもたらされるものだ。総需要が変わらなければ、1社が業績を伸ばしても、ライバルが蹴落とされるからだ。日本全体の資産を引き上げるには、すべての企業の業績改善が必要であり、それには総需要を増やすしかない。結局、経済の活性化には地道な景気対策しかない。「新しい資本主義」の名の下、奇策を打ち出しても実体経済への効果はない。効果が現れるとすれば、バブル再燃だけだ。(魔笛より抜粋)---。

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2022/06/29

水無月***生きるか死ぬか?

2022年6月28日(火)S_20220629144901

先日、書留が届いた。

このところ、通販ものが届くので、玄関の引出しには2世帯の印鑑が置いてあり、利用99%はサザエ家だ。そんな中、オイラ宛の書留だ。7月末で切れる国民健康保険の更新の12月の75歳の誕生日前日までの前期【被保険証】だった。

そして、その翌日から【後期高齢者】の烙印が押された被保険証になる。

七十歳死亡法案可決」だと既に年齢が越えてるので2年後には安楽死が待っている。そして「PLAN 75」では今年の12月の75歳には生きるか死ぬか決めなくてはならない。

先日読んだ垣谷美雨の「七十歳死亡法案可決」‐‐‐国民全員が70歳になったら安楽死するという法案が可決、施行は二年後と決定し、残り少ない人生を考えて、それぞれが行動をおこし始める……。 そしてカンヌ映画祭で正式出品され、カメラドール特別表彰を受けた「PLAN 75」‐‐‐満75歳から生死の選択権を与える制度『プラン75』が国会で可決・施行された日本。この制度に人生を左右される人々を、「対象者」と「施行する側」「その間に立つ人間」といった様々な立場で描いている ……。

戦後生まれの団塊世代と呼ばれるオイラたちは常に社会の核となって話題を振りまいてきた。平均的なオイラの言動や行動は常にブームとなった。音楽は洋楽、洋楽はビートルズ、スポーツはスキー、夏はサーフィン、旅行は自動車、ファッションはアイビー、学生運動、社会人でゴルフ、カラオケ、子が出来てファミレス、部活応援、定年そして隠居。後期高齢者で情熱が尽きる75歳の話。

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2022/06/27

水無月***最早で、最短

2022年6月27日(月)+9572人

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花葉萎え探す雨雲梅雨明ける   与野凡夫

気象庁は27日、九州南部、東海、関東甲信の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年の梅雨明けは7月中旬以降で2週間以上早い。関東甲信は統計が残る1951年以降、最も早い発表となった。九州南部と東海地方では過去2番目の早さ。

今年の梅雨入りは、関東甲信が6月6日、九州南部が同11日、東海が同14日に発表された。梅雨の期間は関東甲信が21日間など、いずれの地方も速報値で最短となった。

 気象庁によると、今年は太平洋高気圧の張り出しが強く、梅雨前線の北上が早まっているという。同庁は今後、厳しい暑さが続くとみて、熱中症に警戒を呼びかけている。(読売新聞6/27日12時)

午後の参道の紫陽花たち、この暑さで精気失い花も葉も萎えて雨乞いの気分だろう。猛暑にはノンアルビールで読書だ。

夜遅く猛烈な雷雨がさいたまを襲った雨乞い成就だ!明日も37℃か?

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水無月***楽しみはこれだけ!

2022年6月26日(日)+14238人

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地球温暖化、新型コロナ禍、ロックダウン、ステイホーム、ウクライナ侵攻、ロシア制裁、燃料費高騰、原料高騰、欧米インフレ、物価高、年金受給減、ウクライナ侵攻4か月も止まらない。身近で二人が逝った。

地球は大丈夫か?、ウチの孫たちの将来は大丈夫か?総論も各論も不安だらけ

【大谷翔平16号ホームラン】---楽しみはこれだけ!

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2022/06/26

水無月***猛暑日はステイホーム

2022年6月25日(土)+16593人

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早朝4時過ぎにトイレに立つ。スマホを見るともう27℃だ。

しばらくすると、M婆が起きてしばらくして、着替えして外に出て行った。日中の散歩が出来そうも無いので、早朝散歩らしい。彼女も、【毎日1万歩】がルーティーンになったようだ。

昼過ぎには、35℃の猛暑日で、堪らず我慢してた冷房を点けて、閉じこもる。《涼しい!》部屋から見えるトネリコの青葉群が風に揺れている。しばらくして、窓を開けると熱風が部屋に入りこんできた《無理!今日はステイホームだ》と決め込み、録り溜めた映画を観ることにした。

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2022/06/25

水無月***多すぎて!

2022年6月24日(金)+15815人

22先日、家の前の住宅道路で、「突然のお騒がせ、誠に申し訳ありません!K党の〇〇です・・・」と宣伝カーから演説が流れてきた。5分ほどで去っていった。そして昨日、駅前で【元安倍総理大臣】が演説したらしい。

半月前に、知人の女性の訪問を受けたことを思い出した。---「えっ!お早いですねぇ~、参議院ですか?」と応えると、「そーなんですよ、よろしくお願いします」と彼女、「今度またお茶しましょう」と立ち話を終え帰っていった---。

世間が騒がしくなったこの頃だ。と思ったら投票所整理券が届いた。

そして真夏日の今日、サンダルと日傘を差して、期日前投票所の区役所に出向く。この暑さで投票人は疎らで、スムースに選挙区候補は例の頼まれた名前を書く。そして比例区をとみると、なんと15党もある。

▼自民党、▼立憲民主党、▼公明党、▼日本維新の会、▼国民民主党、▼共産党、▼れいわ新選組、▼社民党、▼NHK党、▼維新政党・新風、▼幸福実現党、▼ごぼうの党、▼参政党、▼新党くにもり、▼日本第一党だ。

多すぎて!なんじゃこれ!《は~ぁ?ごぼうの党ってなんだ?、参政党、新党くにもり、日本第一党ゥゥう》訳が分からないので、共産党に一票だ。

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2022/06/24

水無月***沖縄忌

2022年6月23日(木)+16676人

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引退しやっと向きあう沖縄忌   与野凡夫

41年12月に始まった太平洋戦争は、日本を降伏させるため、本土侵攻への補給拠点に適した位置にある沖縄への上陸作戦を決定し、沖縄戦は米軍が沖縄を日本本土侵攻の足がかりにしようと、45年4月1日には沖縄本島に上陸し、地下陣地で待ち構えていた日本軍との激しい戦いになった。

米軍は支援部隊を含め約55万人日本側の兵力は約10万人。中には、訓練が不十分な地元住民や少年たちも多く、圧倒的な兵力差があり、「鉄の暴風」とも呼ばれた米軍の激しい砲爆撃を受け、45年5月下旬に日本軍は首里城地下の司令部を捨てて南下。沖縄本島南部は兵士と避難民が入り交じる戦場となり、米軍の無差別な攻撃で犠牲が膨らみました。

日米合わせて20万人以上が亡くなり、このうち約19万人が日本側の犠牲者です。沖縄県民は一般住民約9万4000人(推計)、軍人・軍属2万8228人の計約12万2000人が亡くなり、県民の4人に1人が犠牲になったと言われている。

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2022/06/23

水無月***「ただ生きてるだけじゃぁ」

2022年6月22日(水)+17285人

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おととい「ピンポ~ン」が鳴って「は~い!」と出てみると、お隣の〇〇さんの奥さんで、

「これ-、作り過ぎちゃったから・・・」と言って、梅ジャムの大びんをいただいた。

お隣の庭にはシンボリツリーの数メートルのもの梅の木があり、その下には畑が広がっていて、どうやら庭と言うより自給自足用の野菜畑にしているようだ。このお宅も夫婦世帯で高齢のご主人との2人暮らしで、食べきれないものは近所に配っていて、わが家にも、春には蕗をいただいたりしている。

この町内も戦後一気に増えた住宅地で団塊世代が生まれ、その母親と子どもが中心の祭りや運動会も町内対抗があった時代で、想い出の深い小学生時代だった。そして、その子どもを介して【母友】も増えて、交流が増え、《もらったりあげたり》してた様子を覚えている。

そしてその団塊世代の子どもたちが後期高齢者になり、転出したのか亡くなったのか今の町内にはオイラを含め数人しかいない。幸いにも兄妹のような幼なじみのお向かいの三つ下の『〇〇ちゃん』はもう70過ぎだが元気で、今でも《もらったりあげたり》してる。

いつまでこんな関係が続くのだろうか? ちょっと先の古い家が解体されて、きれいに整地されていた。あのお爺ちゃんはどうしたんだろう。

先日のTVドラマの主人公のセリフが心に残った。

「たいして取り柄のない人がいたとして・・ただ生きてるだけじゃぁいけないのかなぁ~」

「いいのかなぁ~ただ生きてるだけで~」

『うん! いいんんじゃない!』

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2022/06/22

水無月***シェアーで負担軽減

2022年6月21日(火)+15384人

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夏至  ーーー 陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也(暦便覧)

一年中で一番昼が長い時期であるが、日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されない。花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節である。

【年金減額生活負担増す】ーーー6月0.4%減 過去の賃金減反映 足元物価高ーーー個人消費への影響懸念 (6/21日経)と報じている。

わが家の家計の仕組みは、サザエさんち4人とオイラたち爺婆2人のシェアだ。5年前に3人の娘が嫁いで居なくなった空の2階に、近くに住む長女のサザエさんが「マスオさんが単身赴任になる」との理由でまだ小、中学生だったワカメとカツオとサザエさんとの同居が始まった。

シェアの比率は現在65%がサザエ家が、35%がオイラ達だ。光熱費など月半ばで確定したあと、【請求カード】をサザエさんに渡し、マスオさんの給料日に振込んでもらう。比率の基本はサザエ家4人と爺婆2人の人数比率がベースだ、

食費以外はオイラの自動振替払いが殆どなので自然にオイラの管理になっている。20年前から昨日までの家計簿のエクセルで管理しているので、【請求カード】発行も容易で、その間の項目別金額はエクセルをスクロールすれば瞬時にわかる。

そう言うわけで、話題のガス・電気料金の値上げは昨年の9月から始まって、この半月では前年比20%強だ、単純の年間光熱費が10万円も上がり、これから迎える夏次第だ。物価高の食料品はM婆の金額固定なのでおまかせだが、どうやら個人財布からの持ち出しも増えてるようだ。

自動車費用、光回線、ケーブルTV、そしてなんといっても光熱費、基本生活費の負担がシェアーで軽減している。

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2022/06/21

水無月***裸

2022年6月20日(月)+7800人

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昨夜から朝まで23~24℃で、今季初めて、掛布の無いまま、ポリネシアの男のようにごろ寝して朝を迎えた。

---12時半、気温32℃、湿度57%、風南南東2/msm、熱中症情報厳重警戒(外出は炎天下を避けて)--- のなか、M婆は溜まった文庫本を手提げの紙袋に入れて、街のBookoffに向かった。

《裸》姿のオイラは朝の買物で掻いた汗をタオルで拭き、その裸のまま昼食を摂った。朝着てたタンクトップを着るつもりだったが、扇風機を当てても、窓を全開しても、温風に纏わり付かれてまだポリネシアの男のように《裸》のままPCデスクで日課のエクセルのチェックと日経電子版を見る。

欧米の物価上昇、コロナ禍での物流コストの値上りや、ウクライナ侵攻後のエネルギーの値上げ、などで株価は不安定で今日も下がってる。いったいこの先どうなるのだろう。新型コロナは2年経ちウイズコロナになったが、ウクライナ侵攻も4か月経ち消耗戦の態で、だらだらと続きそうな気配で、ウイズウクライナ戦争に・・・。

そうなると、世界経済への影響に暗い影を落とし、やんちゃな北朝鮮がプーチンの子分のような動きを見せ、中国統一を目論む習近平も『新・冷戦時代』への道を歩むのか?。

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2022/06/20

水無月***真夏日

2022年6月19日(日)+13160人

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杉本博司 『海景』

---モノクロームの海と空が写されており、水平線がその二つをきっぱりと分断している。しかし菜穂には、それが「融合してるように」見えるのだという。---「異邦人いりびと」より

朝5時に目覚める。夕べから暑かったせいか、夏掛けが散乱して寝間着のまま寝たらしい。枕元のスマホをひとさし指でタッチして天気予報を見ると、今日は暑いらしく31℃になるらしく、明日、明後日と30℃越えが続く予報だ。

1時間後、雨戸を開け、ガラス戸を全開し朝のまだ冷えている外気を取り入れて、布団をたたみながら思案する。《そうか、今日は暑くなるのか?どうしよう、朝ランするか?いつもどおり夕ランにするか?迷うところだ》

ふと見ると駅伝部のjkが自主練らしく、ランスタイルになっていて、朝ランするという。《じゃぁオイラも・・》と朝ランを決めこみ朝飯前の7㌔程を走り、予想通りの真夏日の午後は、原田マハの異邦人(いりびと)の続きを読む。

出産を控えた身である美術館副館長の菜穂は、東京都のマンションを離れ、京都府にあるホテルに、しばらくの間、仮住まいしていた。鬱々とした気分を払拭することを目的として、ある老舗の画廊を訪問した菜穂は、応接室に掛けられている1枚の絵画を一目見て、心を奪われ、そこから物語が登場人物に訪れる幾重の感情などとが重なりあって、どんどん引き込まれていった。

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2022/06/18

水無月***久々の電車

2022年6月18日(土)+14837人

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エドヴァルド・ムンクの『月光』

何年ぶりかも電車に乗った。土曜日なのに、混んでいた。

《あっ!そうかまだ朝八時半だ、仕事人の通勤時間帯だ。》東京都を越えて神奈川県まで行くので1時間はかかるので、ドア付近でなくて、空き待ちのために座席前に立つことにした。

次の停車駅で座席の端が空いたので、M婆を座らせて、その斜め前に立つ。次の駅で前も空いたので、M婆の前に立っている、娘のMkを座らせて、その斜め前のスマホを観てる若いメガネ女の前に立つ。そこが空けば、オイラが座り家族三人並ぶのだが・・次の駅でメガネ女は下りず右隣が空いた。

一瞬、メガネ女が「どうぞ」と席をずれてくれるかなぁと思ったが、スマホに夢中で、人の事なぞお構いなしと、全く気付かずそのまま居座っている。もっとも、我々家族3人は一言の会話も無く、M婆は眠りにつき、隣のMkはスマホを見て、立ってるオイラは原田マハを読んでいるので、誰も家族だとは思わないのかもしれない。

結局、メガネ女の右隣に座ることにして、メガネ女が降りるのを待つことにした。ところが次の駅でデブ男がよりによって、オイラの前でなくメガネ女の前に立った。おそらくデブ男はオイラよりメガネ女が先に下りると読んだのだろう。大きなバッグをその網棚に乗せた。手に持ってる原田マハのページがメガネ女とデブ男の変化が気になって進まない。

最悪は、メガネ女がデブ男と入れ替わることだ。それだけは何としても阻止しなければならない。女が立った瞬間に、オイラがスライドしてメガネ女のあとに座ってしまうことだ。トラブル避けるために、「すみません!隣が身内なので」てなことを告げれば、デブ男は問題ないだろう。

次の駅が近づいたアナウンスのあと、オイラの並びの端が空いた。デブ男が素早く網棚のバックを取り端に座った。目の前の景色が開け、原田マハの本の中に戻った。「次は終点の品川です」

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2022/06/17

水無月***値上げ

2022年6月17日(金)

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日本もインフレが進むのか。評価が難しいことが迷走の背景にある。

4月の消費者物価上昇率は生鮮食品を除き前年同月比2.1%と、日銀が目標とする2%を7年ぶりに超えたが、内実は資源高の影響が大半。

エネルギーも除くと日本は0.8%にとどまる。食品・エネルギーを除いても米国は6%を超える高インフレで、日米の差は依然大きい

日本の家計の余裕が行方を左右する。総務省の家計調査で、共働きが広がり、世帯収入が増えたため可処分所得は2021年に月平均49万円強と10年前から約7万円増えた。が、この間、消費支出はほとんど伸びず31万円弱にとどまる。代わりに預貯金の純増額が5万円から15万円になった。

貯蓄の拡大は将来不安もにらんだ節約志向を映す。毎月の光熱・水道代は22年に入って前年比2桁増が続く。さらにここ数年、消費支出に占める食費の比重を示すエンゲル係数が高まっているところに食品値上げラッシュも重なる。生活防衛色を強める家計の財布のひもは緩みそうにない。
100円ショップ「ダイソー」を運営する大創産業はコップや文具などの商品を米国では、0.25ドル引き上げて1.75ドルにした。日本では9割を100円のまま据え置いている。
資源や食料の高騰を円安が増幅する構図もある。1月から5月にかけての原油価格の上昇率はドルベースの32%に対し、円ベースだと48%。小麦価格の上げ幅も同様にドルで40%、円で56%と顕著な差がある。

この重荷は現状では企業が多く負う。企業物価上昇率は1月以降9%台で推移し、消費者物価上昇率を8~9ポイントほど上回る。家計が値上げを受け入れるか見定められず、企業は価格転嫁をためらう。

2月にハム・ソーセージの価格を引き上げたプリマハム。「日経CPINow」によるとハム・ベーコン部門の売上高は3月最終週に前年同期に比べ13.8%減った。山崎製パンの飯島延浩社長は21年10月の和洋菓子の値上げを販売の低迷を招いたため「失敗だった」と認める。

企業も家計もインフレ耐性が乏しく、海外発のコスト高の波に立ちすくむ。企業は価格転嫁できないままなら国内で合理化を迫られる。賃上げが進まないようなら「値上げ許容度」も高まらない。日本経済へのデフレ圧力が再び高まる危うさもちらつく。【「世界インフレの実相」連載一覧】

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2022/06/16

水無月***えっ!

2022年6月16日(木)

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擬宝珠の蕾たわわに逝去知り   与野凡夫

半年前から顔を合わせるたびに会話し、遠目にも互いを認めると手をげて、挨拶するほど楽しい彼が「亡くなった!」と聞いた。

「えっ!」と思わず発したあと、絶句した。1ヶ月ほど前に、

「肝臓がんで、もう手術できないそうだ」と元気そうな笑顔で話していた。

「全然そんなふうに見えないから大丈夫だよ!、こんど一杯やりますか?」と言うと、

「いやぁ、さすがに肝臓だから・・・、残念だけど」と言いながらニコニコしている。

ショックだった。一年ほど前から彼と関わった頃、大量の酒の買物帰りに、明らかにメタボ腹を突き出してるのを見て、

「飲みすぎじゃなぃ?スポーツしてるの?、ダイエットしなくちゃ!」と言ったことがある。

たしかひと回り下の73歳のはずだ。まだ若いのに・・・。残念 👏合掌。

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2022/06/15

水無月***「楽園のカンヴァス」

2022年6月15日(水)+16592人

S_20220615093701『夢』(ゆめ、フランス語:La Rêve)、アンリ・ルソーの油彩画

ーーーニューヨーク近代美術館 (MoMA) のアシスタント・キュレーター、ティム・W・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーのの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとはーーー。(裏表紙より)

アンリ・ルソーの特徴的な絵は数年前に日経新聞文化ページにこの『夢』が掲載されていて他の作品も知っていたのも手伝って、作品を観ながら読み進めて、どんどん引き込まれていった。ミステリーだが、殺人事件でもなく、暴力的事件もなく、謎と思いがけない展開にも欠けずに、ドキドキして、美の神に憑かれた芸術家の想像力の根源に迫る鋭いもので、豊かな気分にさせられた。

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2022/06/14

水無月***健康診断

2022年6月14日(火)+15331人

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年に一度の健康診断日。

数年前から健保ではなく国保の市の完全無料の健診日で、がん検診(肺、胃、大腸、前立腺)、特定健診日だ。スクリーニング検査というもので、大腸がんの便潜血検査、肺がんのX線検査、胃がんのバリウム検査、前立腺がんの血液検査などで、小一時間で終わった。

胃がん検査方法でバリウムを選択したのは、以前、内視鏡を飲み込む際、嘔吐しかかったので、以来、バリウム検査を選んでいる。胃の粘膜にバリウムを付着させるために、身体を仰向けやうつ伏せ、左右に回転させるなどの指示を受け、撮影を行いながらバリウムを付着させる事(身体の回転)を繰り返しながら、レントゲンで胃の内部を撮影するため 、体育会系のオイラは別段何の問題も無いが、体力が無い高齢者には不向きだろう。

X検査の肺、レントゲン画像の胃について医師からの説明を受けて、「特別な異常は見られない」との説明を受けて、その他の検査機関結果を受けて、20日以降の結果待ちということで、とりあえず検査終了した。後は第二読影での要検査にならないことを期待する。

課題は血糖値・ヘモグロビンA1c数値が高いのが気になる。標準値が5.6%未満だが、昨年5.8%、一昨年、二昨年5.9%、三昨年6.0%だ。糖分の高いものは摂っていないのだが・・・。今年の結果待ちだ。

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2022/06/13

水無月***【図書館】は不可欠

2022年6月13日(月)+7956人

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図書館から《予約資料の貸出し準備完了のお知らせ》がメールで届いていた。

昨日のスコールのような土砂降りの雨上がりに、図書館に出向き【河野裕子論】大島史洋と【楽園のカンヴァス原田マハを借りた。図書館の利用は不定期だが、新聞情報から気になる作品や作家が出ると直ぐに予約する。

予約情報で近々手に入りそうかが瞬時にわかるシステムなので便利だ。ホットな小説だと待ち人数・待ち時間が相当かかる。昨日借りられた【楽園のカンヴァス】は5か月待った。【ドライブマイカー】が含まれている【女のいない男たち】の短編集の文庫は、3月末で予約でもう3か月経過してもまだ116人待ちの具合で、おそらくあと3か月は待つだろう。

新しい図書館に変わった3年前から利用を始めた。開館時間が12時間と長く、年中無休で、設備も最新で端末を持ち込んでの作業スペースもあり、新聞、週間誌、月刊誌、専門誌もあり、デスクトップのPCも利用できる。ほぼ1キロ先で学校に行くような感じで、丁度リタイアしたころからの利用で、オイラの生活には不可欠な場所になった。

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2022/06/12

水無月***「あやかりたいよ!」

2022年6月12日(日)+13394人

     高齢者のいる世帯構造

健康長寿ネットより 単独 % 夫婦 % 三世代% 親子% 他 %
1986年 13.1 18.2 44.8 11.1 12.2
2019年 28.8 32.3 9.4 20.0 9.5
   % ~69歳% ~74歳% ~79歳% ~84歳% 85歳~%
35 30.9 26.6 18.9 12.0 11.6
65 16.3  19.9 22.2 20.5 21.0

  単独世帯の内訳  上記表によると65歳以上の高齢者世帯でのj子叔母世帯単独は28.8%を占める。そして、オイラの三世代世帯は9.4%とレアな形態のようだ。

叔父の月命日に独居叔母を訪問するようになって4年目、難聴障害者のj子も、独居老婆の最高齢ゾーンを占める21%の内の86歳になった。

いつものように月命日の4日に訪問予定が「暑い日は息苦しくて、寝汗掻くなど調子が悪いので・・・後日にして」の返事があり、今月の訪問は止めにした。

「酷いようなら、遠慮せず救急車を呼んだ方が良い」といつものメールで伝えた。定期的に医者通いをしてるので、深刻ではないようだが、健常者でないので心配だ。

社会人になってから実家のさいたま市から東京に住んで30年を超える長男、そして結婚した二女たちも健在だが、親との同居を望んでいない。上記表に示す通り、子どもと暮らしていない高齢者が単独28.8%夫婦32.3%で61.1%となっている。

家長制度が1947年5月2日で約50年弱で終わった以降、世帯構造は変わっていき三世代世帯が44.8%から激減の9.4%となってしまった。

j子叔母からの返信メールが届いた。

「知り合いのお母さん癌が発覚したけど、手遅れで自宅療養だけど、苦しまないように逝ったって、闘病生活も短く辛い思いはしなかったようだって」

わたしも「あやかりたいよ!」

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水無月***マスク

2022年6月11日(土)

Photo_202206111819011週間ほど前からランニング時や、歩行時はノーマスクだ。

緊急時に店舗に立ち寄ることもあるので、一応ポケットに入れてあるが、政府からの見解も上記のように出たにも関わらず、さいたま市大宮駅、新都心駅周辺の歩行者はまだまだ装着していて、ノーマスクはオイラのような爺ぃか外国人くらいだ。

多くの日本人に当てはまる現象といわれている「周囲の意見や行動に合わせて同じような言動をする」という言う心理学用語の【同調行動】で、行動経済学では『ハーディング現象』とも呼ばれるそうだ。

私たち日本人の普段の生活や恋愛にもよく見られる人間の本能的な行動であり、たとえ自分の意見や考え、好みが違っていたとしても、周りに合わせてしまう心理現象で、意識的に行うことも無意識のうちにやってしまうことも多々あるようだ。

きのう、衣装ケースから出しただいぶ前のお気に入りのポロシャツを着込むと、

「なんでそんなもの着るの!みんな着てないよ、そんな派手な色を?」とM婆が言う、

「いいんだよ、折角あるのに着ないと可哀そうだから・・」と天邪鬼のオイラ屁理屈を言いながら構わず着る。

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2022/06/11

水無月***15連敗阻止

2022年6月10日(金)+15600人

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「えッ!何のこと?15連敗阻止って?」

オイラが唯一欠かさずチェックしてるのは【MLB】だ。世界で最高峰のプロ野球リーグだ。唯一というのは、今でも日本の野球情報は持ってないし、知ってのは完全試合達成のロッテの佐々木朗希投手が10日に完全試合を達成したことくらいだ。

そして、MLB中継は毎回録画している、ミーハーのようだが何といっても大谷翔平の二刀流だ。そのエンゼルスが最悪の12連敗して、その間好きな監督のジョー・マドンが解任された。その後も敗戦が続き、大谷翔平が先発との二刀流で15連敗を阻止した。

投げては7回を4安打1失点、打っては逆転の2ランで勝利した。もうリトルリーグのワンマンチームのようだ。

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2022/06/10

水無月***70歳死亡法案可決

2022年6月9日(木)+16813人

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2015年に発売された垣谷美雨の小説のタイトルだ。

ーーー高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まであと二年、宝田東洋子は喜びを噛み締めていた。我儘放題の義母の介護に追われた十五年間。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘と家族はみな勝手ばかり。「やっとお義母さんが死んでくれる……」東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて……。すぐそこに迫る日本の危機を生々しく描いた衝撃作!ーーー(裏表紙より)

お世話になってる図書館に作った【マイページ】で新聞記事の文化欄で知った垣谷美雨を検索すると、興味をそそるタイトルが並んでいて、以前自身でも高齢者についての同様のアイデアを、半分マジで、考えたことと重なり、予約を入れた次第だ。

団塊世代での長男との結婚では、ごくありふれた話で、わが家のM婆の環境と似ている。違いは5人家族となっての同居だが、義父母と同居し、嫁姑問題が少なからずあったようだが、17年後に義母が72歳で心筋梗塞で突然死し、その5年後、義父は認知症発症後直ぐに老人病院に長期入院して、嫁姑問題、介護問題が解決したが、17年間は色々大変だったようで、長男の家に嫁いだ主婦の心境として、この話は身近に感じた様だ。

転じて、オイラの「七十歳死亡法案」は賛成である。すでに年齢を超えてるので、国の管理外の山岳地帯で自給自足して仙人として自然に生き自然に朽ち土に還るという選択肢から選ぼうと思う。 自然に生きて朽ちる。

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2022/06/09

水無月***お福分け

2022年6月8日(水)+18416人

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マツハシさんちの額紫陽花。

青藤色の紫陽花が二枝、門の横のポットに置いてあった。あぁマツハシさんだ、おそらく今朝、咲きだしたばかりの【お裾分け】だろう。二日ほど前にも置いてあった。

その始まりは数か月前になるだろうか?ある朝、小枝に買い物袋がぶら下がっていて、中を覗くとポンカンだ4~5個ほど入っていた。M婆に

「誰かが置いてらしいけど、りっちゃんじゃないよね?」と手渡すが、

「彼女だったら、ピンポン押すよ!知らない、覚えがない、気味が悪い」としばらく台所の隅にビニール袋のまま放置していた。が、その後もそれについて何の変化もないので、昼食後にオイラが

「ひとつ頂いちゃおうかなぁ」と食べる

「美味い、甘い!だけどいったい誰なんだろう?、鼠小僧かもしれないから、もひとつもらおう~!」と頂いた数日、鼠小僧はマツハシさんと判明した。近所の庭の広い家のM婆の【ともだち】で、知り合いから大量のポンカンを貰い、【ともだち】のM婆の家に来たが、不在だったので、枝に掛けたという【お裾分け】だ。

柑橘類や果物類が大好きなオイラにとってはお福分けだ。そして食後のつどいただいた。そして数日後にも、同じように置いてあり、オイラは

「鼠小僧さま、またまたおありがとうございます」と呟きながら、いただいた。その【お福分け】が数度繰り返された。

しばらくすると、【お福分け】赤いバラの花二枝変わった。折角なので空きビンに入れてリビングに飾った。その頃のわが家の庭にも赤いバラが咲き誇っていて、花が好きなお宅だと思ったらしく、バラの【お福分け】が続き、今度はピンク色に変わったが、咲き終わりかけのものに変わった頃には

「飾るほどでない痛んだものや虫食いのバラなんていらないよね?でも本人は喜んでくれると思ってるようだから仕方ないよね?」とM婆はい言い、そのままゴミ箱に捨てる。その後も痛んでるものが続いた。

「また置いてあったよ!、つぼみが付いてて可愛い」とM婆リビングに飾る。今度の【お福分け】 は額紫陽花に変わった。

「ところでいつから【ともだち】になった?」と聞くと、以前から顔見知りだったけど、信号待ちの時に、

「おともだちになりませんか?」と聞かれて、別段断る理由も無いから、

「いいですよ!」と言った日に、一緒にその辺を散歩してからだといい、その日から【ともだち】になったそうだ。

M婆の長年の【ともだち】とは定期的に会っているが、マツハシさんとは以前通り、会ったときに挨拶しあう【ともだち】のままだが、【お福分け】はいつまで続くのだろうか?

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2022/06/08

水無月***雨読

2022年6月7日(火)+17039人

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2012年10月11日、「幻覚的なリアリズムによって民話、歴史、現代を融合させた」として中国籍の作家としては初のノーベル文学賞を受賞した 莫言(ばく げん、モー・イエン、1955年2月17日 - ) 。の文革期の農村を描いた作品二編。

1955年農民の子として生まれ、 莫言の幼少期は1500万~4000万の犠死者が出たとされる毛沢東の大躍進政策(1958~61年)と重なっており、彼自身も飢餓に苦められていた。1967年、文化大革命により小学校を5年で中退。中退後は毎日放牧をして過ごしていたため、話し相手は牛と雲、野鳥のみであった。莫言の作家になろうという決意はこの幼少期の飢餓孤独からきている。

「牛」は14歳の男子が主人公の去勢された牛を巡る騒動の顛末を描いた話。

まず、3頭の雄牛の去勢と「牛のタマタマ」の料理法にびっくり、豆腐とニラの売り子への性の願望であり、壮絶な言葉の応酬である。あとは金持ちへの僻みとか。「やさしさ」なんて感情が、独りよがりでグロテスクなものであることを描きつつも、それでも人間を賛歌する点が素晴らしい。だれも良い人ではないし、正しい人でもない。村も国もおかしな所だらけ。それでも必死で生きる様をユーモラスに描けている。・・・とレビュー通りの面白さで読んだ。

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水無月***72侯初項蟷螂生ず

2022年6月6日(月)+9106人

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6月6日(月)、気象庁から関東甲信地方が昨年より8日早い梅雨入り宣言した。

一年を24等分して、その節目に季節を表す名称にした二十四節気で、稲の穂先のように芒のある穀物の種まきをする頃 の【芒種】となり、更にそれを3分割した【72侯】の25番目の初項で、・・・蟷螂生ず(かまきり しょうず)頃の5日間に当たる。

デスク前のカレンダーは必ず旧暦の二至二分・四立・八節が掲載されているものを選んで買っている。二十四節気などは季節の移り変わりを表す言葉として参考にしている。

日本では平安時代から利用している二十四節気なので、芒種とあるが、実際は時期が異なるようだ。麦などは秋に種まきで収穫は今時分だが、72侯の蟷螂はそろそろ草も繁茂してきてるの居そうだ。

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2022/06/06

水無月***適正人口

 2022年6月5日(日)+15109人

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我が国の総人口推移

1700年代に起きた第一次産業革命の影響は、第二次革命を生み出し,その後第三次とシフトし、人々の生活はガラリと変わっていった。いち早く乗り出した国々は、経済が発展し、一方で産業のシステムも工場社会に転換、世界中に工場を作り、人口は都市部へ集中して、個人向けに変化し、機械化が進んだことで女性の社会進出も増えて子供も産まなくなった。

工業化のおかげで、マズローの欲求階草の5段階の生理的欲求、安全欲求、愛情欲求くらいまで満たすことができたが、自然と調和する農耕社会から、工場にしたことで、CO2などの環境問題をも気にすることも無いまま、さらに自然を壊し不毛の地を増やしていった。そしえ異常気象による災害が増え、北極の氷が溶けてやっと気がついたのだ。

適正人口(optimum population )とは、人の総数が、最大の人口規模の維持と、全ての人々のための最適な生活水準とを両立させることが出来る場合の概念である。

などの上記が含まれている最終目標の全ての人々のための最大の人口規模の維持と、最適な生活水準とを両立させることが出来る場合の概念である。最適な世界人口は、ポール・R ・エーリック が共著者のチームによって概算され終えている。

これに基づく適正人口総数が、概算はおよそ15億から20億人ほどであった。(Wikipedia)

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2022/06/05

水無月***サイズダウン

2022年6月4日(土)+18231人

世界人口の10億人マイルストーン (USCB推定)
人口 (億人) 10 20 30 40 50 60 70 80 90
達成年 1804 1927 1960 1974 1987 1999 2011 2024 2042
要した年数 123 33 14 13 12 12 13 18
日本人口(億人)   0.6 0.9 1.1 1.27 1.26 1.28  1.25  

世界と日本人口の歴史と今後の世界予測の表だ。

国連は2年おきに最新の推計値である『世界人口展望』を発表しており21世紀半ばの2050年までに90億人を突破、その後は増加のペースが鈍化していくものの21世紀末までに100億人を突破するだろう(中位値)と予測している

一方、近年先進国一人っ子政策を行ってきた中華人民共和国のみならず、東南アジア諸国やインドバングラデシュトルコ中南米諸国などの中進国発展途上国においても出生率の低下が急速に進行しており、世界全体の人口減少は以前よりも早く訪れるとする予測が出始めている。米国ワシントン大学2020年7月に発表した研究によると、世界での平均出生率は低下しつつあり、これにより世界人口は2064年ごろに約97億人でピークに達した後、21世紀末までに約88億人に減少すると予測している。加えて日本イタリアスペイン韓国など計23か国では、同世紀末の人口が2017年時点との比較で半数以下になると予測されている

出生率の低下は、経済発展に伴う女性の社会進出教育費高騰がもたらしている。アジア2055年に人口が減少へ転じ、21世紀後半も人口爆発が継続するのはアフリカ大陸のみと予測されている[5]。(Wikipedia)

さて日本の厚生労働省は、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が2021年は1.30だったと発表した。6年連続で低下し、出生数も過去最少だ。このままでは人口減少の加速に歯止めがかからない。終戦後日本では、ベビーブームによる人口増加が起こり、総人口は 1966年頃1億人を突破 して、その後も、1971年からの第二次ベビーブームなどにより人口増加、2008年には1億2808万人でピークを迎え、そして2009年からは、人口減少に転じた。

こういう流れのなかで、人口増を目論むことは不可能だろう。ならばむしろ。サイズダウンした国造りに舵を切ることが肝要だろう。オイラが中学生の1960年で9300万人だったし、社会人になった1970年で1億人なのだから、いいじゃないか?
だって、あの中国の国民も一人でいいと言ってるのだから・・・無理やり作れ作れと戦時中じゃあるまいし、もう少子化対策費を使わず、それに見合う豊かな国を目指せばいいだろう。適正人口を研究しては?

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2022/06/03

水無月***足習い総括

2022年6月3日(金)+19268人

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★ 5月走行距離

走行日数 30日 合計走行距離 288Km 合計走行時間 42時間11分00秒 走行回数 34.0 回

1日平均記録 距離 9.6Km 時間 1時間24分00秒 1.1 回  8分47秒/Km

最長、  39.5Km 最多、 5時間20分00秒 2.0 回 最速記録 6分50秒/Km

最短、 2Km  最少、20分00秒 1.0 回  最遅記録 10分42秒/Km

① 最長記録は 5月3日の【荒川マラニック】で荒川土手のさいたま市運動公園から秋ヶ瀬公園内そして彩湖土手から戸田公園に更に川口公園で下界に下りて川口駅西から線路沿いをさいたま新都心までを5時間20分かけて走破した。

② ①の後で、新型コロナ感染者が家庭内で発生!し、濃厚接触家族は7日間の在宅を余儀なくされたが、幸い、感染者本人以外に異変は無く、抗原キットで陰性を確認しながら、オイラ達爺婆はサポートしながら待つことになった。

3回目のワクチン接種が功を奏したようで、まずは、無事でよかった皐月の5月だった。

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水無月***薫風

2022年6月2日(木)+20679人

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夏鴨や池波浮遊つがいかな  与野凡夫

リネンの長ズボンと足元はサンダルを履いて図書館へ【莫言】を返し、【垣谷美雨】と【武田泰淳】の2冊を仮受けて、参道から氷川神社へ向かう。パラパラと何組かの参詣者が行き交う。

三の鳥居を越えると境内で、踏み石を進むと神池を渡る神橋を越えて本殿だが、そちらへは行かず神池の左手に設えてある宗像神社前を通る。女性二人が参拝している。たしか三人の女性神のはずで、その由縁かもしれない。

神池の竹林を抜けて、大宮公園西口に入園する。広々とした緑陰に昼過ぎから出てきた風が気持ちよく汗ばんだ体に当たる。護国神社の参道を横切り、ボート池縁に下りると、東からの風が遮る物がないままさらに強く吹いてきた。「あ~ぁ身持ちいい!」とベンチに座り、襟元のボダンを外して、風で広い池の波が立つ水面に二羽の鴨がゆらゆらと浮遊している様子をしばし眺める。

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2022/06/02

水無月***朔日

2022年6月1日(水)+22768人

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サンダルでデパ地下銘菓土産買ひ  与野凡夫

旧暦6月の呼び名は水無月で今日は1日朔日(ついたち)で、誕生花は額紫陽花(ガクアジサイ)だ。そして花言葉は【謙虚】だそうだ。

【水無月】とは文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であると解釈されることが多いが、逆に田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水月(みなづき)」であるとする説も有力で、水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説などがあるようだ。

そして今日は昨日の冷えた曇天日から夏日全開で、駅前までの用事のちょっとの時間で、家に戻ると《暑い暑い!》と裸になり扇風機も全開させる日替わり天気に翻弄されている。さて明日は?どんな日!

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2022/06/01

皐月***花石榴

2022年5月31日(火)+22022人

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曇天に橙色鮮の花石榴    与野凡夫

半袖のポロシャツで食材の買物に出ると、まだ18℃の曇天日で少々肌寒く感じる。雨は降りそうもないので、遠まわりをしながら汗をかこうと思い、普段通らない住宅地を気ままに歩く。平日の住宅地は静かでそれぞれの庭を見るのも楽しい。

バス通りに出るとすぐに目に入ったのが石榴の花だ、可愛い小さな花で、橙色の花が咲き始めている。大昔の一軒家の庭には結構あったが、最近はなかなか見かけられない。花はいいが秋になる実は興味ない。

大昔、小学校の通学路にあった家のザクロの実が道路に出ていて、帰りに完熟して口が裂けたものを勝手に頂いてそのままかぶりついて「すっぱぁ!」と食べたことがあるが、あまり好きな味でなく、以降一度も口にすることも無く今に至ってる。

ーーところでザクロはどんな味?血・人肉に似てるって本当?ーー

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