師走***宗教フリー
2022年12月28日(水)+216219人
隠居して他人事なる去年今年 与野凡夫
わが家のクリスマスが終わり、サザエさんがリビングのツリーと玄関のリースを片付けて、玄関かざりの年賀リースに替えた。
多くのキリスト教国ではクリスマスは11月下旬からの準備期間がはじまり、12月25日から1月7日までの間はクリスマス休暇としてイエス・キリストの降誕を祝う習慣だそうだ。
対して、日本の宗教である神道(しんとう)は、具体的な教えはなく、開祖もいない。民族宗教であり、自然と神とは一体として認識され、神と人間を結ぶ作法が祭祀であり、その祭祀を行う場所が神社で、12月13日から1月7日が正月の期間ということらしい。
《へ~知らなかった!》偶然なのか、期間がかぶっているが、イベント的に日本ではキリスト教のXmasが25日で終わりのイメージがあり、その次は神道の正月だと思ってる国民が大半だろうと思う。
日本では先ず神道だが、その後仏教が入るなど、国の宗教政策によるところが大きい。江戸時代には、檀家制度で強制的に仏教徒になったし、明治から昭和初期にかけては、神仏分離令・国家神道政策で、強制的に神道を信じるようにされたが、敗戦での憲法で激変することになり宗教フリーの日本になったので、クリスマスも正月も、死ぬ時は仏教でと、あまり目くじら立てずにありだろうと思う。
因みに、うちには仏壇はあるが神棚は無い。まぁいずれにしても、引退したオイラには年末年始の行事は他人ごとだ。
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