霜月***幽玄な富士山に感動!!
2022年11月10日(木)+78577人
《あ~ぁ!もう6時半だぁ、奥多摩は無理か~》朝食を済ませ、PCを立ち上げ、をwebの【路線】をクリックし、出発8時の奥多摩駅を検索すると、「むさしの号」が8時49分発奥多摩着10時56分着がある。
《とりあえずこれに乗ろうまだ通勤時間帯なので、武蔵浦和での乗換えが無くなり立川まで行けるぞ!》と空いてる始発の爺コーナーの優先席に座り、青梅行き、奥多摩行きで予定通りに着いた。スタートが11時と遅過ぎの感があるので、大岳山から御岳山への縦走をやめて下山後10分で奥多摩駅の近さ魅力ななので往復山行を選択した・・・がこれが大誤算だった。
いつものように駅すぐ10分から始まる【愛宕山】の180階段を越えていよいよ鋸山の尾根に取り付き、紅葉の樹林帯の幾つもの岩盤や鎖場越えていくのだが、思いのほか体の負担を感じる。このコースの初めから最後までは山道でなく岩登りで高度を上げていく中級難度ののコースだ。
出発が遅かったが登りでの登山者との出会いはまだだが、昼をまわったころから下山客と会う。「大岳からの富士は曇ってましたか?」と尋ねると、「きれいでしたよ!」との返事で、頑張って高度をあげようと足を運ぶものの、すぐに立ち止まってしまう。《こんなはずじゃない》と自問自答しながら、この春登った時は頂上まで3時間弱を無休憩で着いたのに・・・。《いったい如何したんだろう》。
それでも少しづつ歩をすすめて13時53分に頂上に立った。「は~ぁつかれたぁ~」と口に出してしまったあとひらけた西の景色に圧倒された。幽玄的な富士を中心の景色に大感動だ。この大岳山でこんな景色は初めてだ。来た甲斐があった。この春の富士は雲の中だったもで、あっという間にその場を離れたが、今日は数十分間、昼食用のソイジョイを齧りながら幽玄世界を楽しんだ。
その後の下山は予想外に手間取った。急登続きの岩盤の下りは切れ落ちるところも多く、陽も落ちてきて、滑落するわけもいかずの思いで慎重に下っていく。難関の岩場を脱して安心したのか、最後の急坂で足がもつれて、ばんざいした状態で胸から転んでしまった。幸い大事に至らなかったが、胸を少々擦ったようだ。どうやら、体力が衰えてきているのを実感せざる得ない。
最近のコメント